本日は100円ショップDAISOから発売されている玩具、プチブロックシリーズより「ホホジロザメ」をご紹介します。組み立て方も載せてますので説明書を紛失してしまった際などにご活用ください。
パッケージのサンプル写真とそん色ない仕上がりですが、欠点も見受けられましたので購入を検討している方は参考にしてみてください。
また、類似商品のナノブロックとの違いや互換性も検証していますので最後までお付き合いいただけたら幸いです
プチブロック(ホホジロザメ)
PETIT BLOCK No.80 Great White Shark
製品情報
価格 100円(税込110円)
サイズ 5.9cm×13.5cm×5.2cm
材質 ABS樹脂
対象年齢 12歳以上
MADE IN CHINA
© Daiso-sangyo
プチサイズのブロックで小さくてリアルな世界を組み立てよう!
公式サイトより引用
セット内容は、
- パーツ一式が入った内袋×1
- 台座用プレート×1
- 説明書×1
となってます。
台座はすべてのラインナップに付属するわけではなく、デザイン上の都合で立位保持が出来ない生き物(主に海洋生物)に付属する傾向にあります。
説明書は両面印刷のものが一枚同封されてます。上記はその両面を載せたものになります。
記載内容は他社の製品(レゴ)などと比べると簡易的な内容となっているため、完成させられない事はなくとも”パズル”を解く感覚に近いものがあります。ここは少し不親切に感じました
ディスプレイ
サメの特徴的なフォルムや色分けが小さいサイズながら上手くまとめられてます。
各部にはボールジョイントパーツが使用され、下あご、胸びれ、尾びれは可動します。
台座にはクリアパーツが使われる配慮は嬉しいです。
個人的に気になった点としては、
横顔はとてもかっこいいのですが真正面から見ると少々ブサイクなのが玉に瑕(きず)です。
ブロック玩具はどのメーカー様も基本的に部品を多めに入れてくれます。このDAISOの商品も例外ではありませんでした。この点は嬉しいです。
個体差があるかもしれませんが私が購入したものは上記のパーツが余りました。クリアパーツが残ったので、支柱として一段多く積み上げるのに使わせていただきました。
余談ですがモチーフとなったホホジロザメは本家ナノブロックでも商品化されており、通常版(税込み858円)とDX版(税込み2,860円)が発売中です。
ここからはそんなナノブロックにもクローズアップしていきます
NBC_336 ナノブロック グランドピアノ
NBC_336 GRAND PIANO
製品情報
価格 780円(税込858円)
発売日 2021/4/17
PKGサイズ 105×180×13 (mm)
完成サイズ 42×43 52 (mm)
材質 ABS樹脂
ピース数 190
対象年齢 12歳以上
MADE IN CHINA
© KAWADA
ミニコレクションの楽器シリーズに久々の新作が登場!
・フラットパーツを多用することで、美しい鍵盤や、ぴったりと閉まる屋根が再現可能になりました。
・開閉可能な屋根や、突上棒、譜面台、ペダルに至るまで、小さいながらもグランドピアノの特徴を再現しています。
・「NBC_337 ヴァイオリン(税込み858円)」「NBC_338 トランペット(税込み858円)」も同時発売。公式サイトより引用
袋は4つに小分けにされてました。
説明書はA4サイズほどの大きさで片面印刷のものが1枚入ってます。
DAISO製のものよりは親切な内容で組み立てやすいと感じました。
説明書に記載されているピンセットとパッドは以下をご参照ください
ディスプレイ
実際に組み立ててみました。
こちらは2021年に登場したリメイク版で、2010年に発売されたオリジナル版では表面のポッチが露出した状態でフラットではありませんでした。そのため見映えが格段に良くなってます。
本体の中まで細かく色分けされているなどクオリティはとても高いです。特にピアノの鍵盤の再現度は高いです。
ブロックではあるのですが、完成品はまるでミニチュアのようです。
しかし欠点がひとつだけあり、
本体上部にあるフタはボールジョイントで可動するのですが付け根の保持力が構造的に弱く、フタの開閉を行おうとすると外れてしまいます。
これは可動部を動かすことで生まれる負荷に保持力が耐えられないことで起きます。パーツを外した状態で角度を調整し、その状態で組むことで対処は可能です。
使わなかったパーツは驚くほど多いです。
ブロック玩具は自由に組むことでオリジナル作品を作ることも醍醐味ですので、パーツはいくらあっても困りません。ですので余剰パーツが多いというのは大きなアドバンテージです。
ダイソー製との互換性
ダイソー製(下のプレート)とKawada製(上の黒プレート)
互換性はありません。
肉眼ではその差に気づきませんが、
ナノブロックの方がやや小さくプチブロックとかみ合いません。逆にナノブロックの上にプチブロックを積み上げることは出来ますが、隙間が空くため保持力は皆無です。
それでも、前述したように肉眼では見分けがなかなかつきませんので保管する際には2種が混ざらないようにご注意ください
おわりに
いかがでしたでしょうか?
DAISO製を実際に触れてみた感想としては100円と安価ながら”よく出来ている”と感心したほどです。
しかし他社の製品と比べるとブロック同士の保持力が弱いです。
すぐにポロポロと外れてしまうというほどではありませんが、他社製品に慣れ親しんだユーザーからすると少し不満に思うかもしれません。
ただ、”外すのに一苦労”というわずらわしさがない観点から見ると一長一短とも言えます。
DAISO製の欠点をまとめると、
- 説明書が少々不親切
- パーツ保持力が他社製品より弱め
- サメの真正面がイマイチ
でした。
コスパに優れた100均版を選ぶか、品質を重視した本家nano blockを選ぶか、ここは好みの問題になるでしょう。
今回はDAISO製のブロックをご紹介しましたが、seriaにはマイクロブロックなるものがあるみたいなのでそちらも一度は触ってみたいですね。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
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