本日は2015年9月にBANDAI様から発売された『超次元変形フレームロボ』シリーズより「マーズフレーム」をご紹介します。各フォームへの説明書も記載していますので紛失してしまった際などにもご活用ください。
マーズフレームはシリーズ第1弾として他の2種(ガイア、マーキュリー)と共に登場しました。
こちらの製品の主な特徴は、
- 工具不要
- ランナーなし
- 3モード変形
が挙げられます。以下ではそれぞれ詳しく解説しています
2015 BANDAI non scale construction kit,Unboxing and Review.
超次元変形フレームロボ マーズフレーム
製品情報
作品 超次元変形フレームロボ
価格 550円(税10%込)
発売日 2015年09月19日
スケール non
サイズ 全長約:約12cm(頭頂部まで)
材質 PP(ポリプロピレン)
メーカー BANDAI
対象年齢 6才以上
(C)BANDAI
■超次元変形を体感せよ。
■フレームフォーム、ロボフォーム、ウェポンフォーム、3つのフォームに何度でも変形できる。
■分離する、折りたたむ、合体する。直感的に組み立ててフレームロボを完成させよう。
■ロボフォームでガイアの仲間の頭脳派ロボに、ウェポンフォームで巨大な剣「マーズザンバー」に変形。
■他のフレームロボ機体(別売り)との組み合わせも可能。公式サイトより引用
箱の裏には3タイプ(フレームフォーム、ロボフォーム、ウェポンフォーム)の説明と、別売り機体との組み合わせ例が記載されています。
ちなみに上記QRコードの接続先である「https://bandai-hobby.net/site/framerobo/」は閉鎖されていましたが、ラインナップが紹介されたhttps://bandai-hobby.net/site/framerobo/lineup.htmlなど一部ページはまだ生きておりました(2023年時点)。
セット内容
- 本体(簡易的なフレームフォーム)
- メタリックシール
- 説明書
- アンケート用紙
内容物は以上になります。
説明書はフルカラーの両面印刷で、アンケート用紙は2015年11月で期限が切れていました。
シールは8枚です。
別売りのガイアフレームが16枚でしたので少ない印象を受けます
一般的なプラモデルには見られない特徴としてランナーが存在しない点が大きな違いです。言い換えればゴミが少ないエコな商品と言えます(ランナーとは、パーツを成形する時に溶けたプラスチックが通る通路で、プラモデルでは不要な枠となります)。
また、パーツ同士を切り離す際には工具不要であるとも紹介されています(無理な方向には引っ張らないでくださいとの注意書き有り)。
しかし使われているプラスチック(ポリプロピレン)の特徴で粘りが強いので素手での切り離しは少々力がいります。もしも手元に工具があるのであれば適度に使った方が無難です。
余談ですがPP(ポリプロピレン)への塗装は難しいのでご注意ください
各部紹介
設定では頭脳派タイプなのだそうです。
上へ伸びた大きな肩と、胴体にも重なるほど大きな脚部が特徴的な機体です。
地面から頭頂部までは約12cm、一般的なHGガンプラよりもサイズは小さいです。
塗装済みパーツは一切無く、成型色は赤の一色のみです。色分けは全て付属のシールで補います。
別売りのガイアフレームは意図しないパーツの脱落が目立ちましたが、こちらはどの部位もしっかりとした保持力がありました(個体差かもしれません)。
マーズフレームの名が示しているように、火星をモチーフにした機体の胴体には茶色い球体が納まっています(※説明のため、一部パーツを外しています)。
色分けは紙シールを球体に対して使用する仕様上、精度はそこまで高くありません。
ドラゴンのような翼が特徴的です。
背中に見られる背骨のような造形が気に入っています。別売りのガイアフレームに比べると立位は安定しています
背中の羽は外して手に握らせることが出来ます。
持ち手はシリーズで共通ですので他の機体に流用することも可能です
別売りの「ガイアフレーム」が変形した武器、ガイアックスの装着例です。
アンバランスなほど巨大ですが撮影程度であれば問題ない保持力があります。ただ子供たちが行うブンドドのような扱いをすればポロっと外れ落ちると思います
組み立て方・各フォーム変形への説明書
フレームフォームへの手順は記載されていない為、上記画像を参考にしてください
ウェポンフォームは巨大な剣「マーズザンバー」です。
手順は上記をご参照ください。変形はロボフォームから行います。
人型形態へは上記の説明書①~③をご参照ください。
また、記載されている「部品交換カード」はコピー使用可能ですが2015年製ですので現在でも有効かどうかは未確認です。
ラインナップで紹介されている「ガイアフレーム」、「マーキュリーフレーム」は共に税込み定価550円です。
おわりに
先日のガイアフレームに引き続きレビューさせていただきました。
若干のデザインの違いや、成型色の違いがありますが基本的には同じ特徴を有していますので特に新たに伝えなければいけないことはありません。強いて言えばガイアよりもパーツの保持力がしっかりしていましたが個体差の可能性もあります。
手に取ってみた観想としては価格は安くデザインも良かったです。
結論から申し上げますと2015年に登場したこちらのシリーズはそこまで流行らなかったのですが、原因はプラ材質(PP)、フレームフォームの必要性、カスタマイズ性にあると考えています。
実はそれらの原因をすべて克服した商品が2019年に登場しているのですがそれが「アニマギア」です。こちらは数回の公式コンテストやYouTuberを起用した企画が行われ、SNS(Twitter)でも多くのユーザーが投稿を繰り返していたりと盛り上がったコンテンツです。
そんなアニマギアも2022年にシリーズを終了してしまいましたが、当サイトではこれまでに50種以上のレビューを投稿しておりますので良かったらお立ち寄りください。
サイト内の関連ページはこちら(クリックすると現在のページは閉じられますのでご注意ください)
件の機体は下記で取り上げていますので興味があれば併せてご覧ください
今回は以上になります、
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
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