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《閲覧注意》感染、死体が動く。ゾンビアニメおすすめ10選

出典:『ゾンビランドサガ』より ©ゾンビランドサガ製作委員会

本日は2010年から2021年までに発表されたタイトルから、おすすめのゾンビ作品を10選ほどピックアップいたしました。すべて実際に視聴した上で厳選し、なるべくネタバレせずにご紹介してます。

制作年や話数などの概要も見やすくまとめてますので情報収集にもお使いいただけます。
各タイトルは順不同でランキング形式ではありません。ホラー、SF、ファンタジー、コメディなどそれぞれに違った良さのある幅広いジャンルから集めました。

ほとんどのタイトルはprime videoやdアニメストアなど安価で有名な配信サイトで見れるので既に登録済みの方はすぐにでもご視聴できます。詳しくは各、紹介文の下記に記してます。また、amazonでは1話のみ0円レンタルが実施されていることも多いのでご活用ください

2021年までにアニメ化されたおすすめのゾンビ作品を厳選

出典:『あるゾンビ少女の災難』より ©2018 池端亮・KADOKAWA

話題の有名タイトルからマイナー作品まで、幅広いジャンルで集めました。ご紹介しているタイトルはすべて、筆者が実際に視聴した上で選びました。事前の紹介PVや告知映像が公開されている場合は極力公式動画を添えてます。

万人に好かれる作品というのはなかなか難しいもので賛否両論あるかと存じますが、ひとつでもお気に召すものがあれば幸いでございます。

紹介文はなるべくネタバレを避けるように心掛けておりますが、やむを得ず語っている部分もあります。核心に触れる内容こそは慎重に伏せておりますがご了承ください。

 

ご理解いただけましたら、以下へお進みください

 

『学園黙示録ハイスクールオブザデッド』感染パニック作品

(C)佐藤大輔・佐藤ショウジ/富士見書房/H.O.T.D.製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■学園黙示録ハイスクールオブザデッド(がくえんもくしろく ハイスクール・オブ・ザ・デッド)

■2010年製作

■全12話(1話約24分)+TV未放送ova1話

あらすじ

私立藤美学園は、たった一人の侵入者-<奴ら>によって地獄の坩堝と化した!<奴ら>は人を襲い、喰らい、新たなる<奴ら>を生みだし学園を席巻。悪魔の世界と化した学園内で、小室孝と幼馴染の宮本麗、親友の井豪永は、一時避難する。しかし、麗をかばい<奴ら>に噛まれた永は<奴ら>と化してしまう・・・・残された二人は、他の生き残り、級友の高城沙耶、平野コータ、剣道部主将・毒島冴子、校医の鞠川静香と合流、学園を脱出する決意を固める!彼らに生きのびる術はあるのか!?

参照:dアニメストアより引用

 

──噛まれた者は感染し、生ける屍と化す。王道のサバイバル作品です。

ゾンビ作品を始めて世に送り出したホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督に強い影響を受けた本作ですが、特徴として作中では”ゾンビ”と呼称せず”奴ら”と表現されてます。序盤の展開もスピード感があり、不条理に犠牲になる人々の描写は手に汗握る緊張感のある演出。巧みな心理描写で登場人物たちは魂を宿し、局面においては必ずしも合理的ではない判断をします。それが物語に深いリアリティを与えました。
また、作画担当の佐藤ショウジ氏によるセクシーな女性陣が殺伐とする荒廃した世界に華を添え、お色気シーンも見どころのひとつとなってます。

古来よりホラーとエロスは相性が良いものとされており、それらも含めて王道と称しました。

テレビ放送は全12話ですが、原作単行本第7巻初回限定版またはBD-BOXにはOVA『Drifters of the DEAD』が収録。内容はストーリーが一切進行しないファンアイテムですがラブコメ満載の水着回となってます。また、2期は製作されておりません。

 

アポカリプス作品としてはこの上ないクオリティーでしたが、2017年3月22日に原作者様である佐藤大輔氏が心臓疾患により52歳で死去。絶筆となってしまいました。
続編については作画を担当した佐藤ショウジ氏から2018年のインタビューで、

「海外のファンから連載再開を根強く望まれているが、作品へのこだわりが強かった原作者に対する敬意から、第三者が簡単に続きを書けないということを理解してほしい」

との旨が述べられているそうです。

原作は生前に7巻まで執筆され、映像化されたのは4巻までですが完結が訪れない作品を再び製作する可能性は低そうです。

永遠に終わりの訪れない、本当の意味での絶望を知る作品となってしまいましたがオススメせずにはいられない大作です。

すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、月額440¥の『dアニメストア』にて試聴できることを確認しました。また、amazonのサービスである『dアニメストア for Prime Video』でも配信されています。ただしOVAについては含まれておりません。(2021年7月時点)

 

 

『がっこうぐらし!』日常系の学園サバイバル

© Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■がっこうぐらし!(SCHOOL-LIVE!)

■2015年製作

■全12話(1話約24分)

あらすじ

シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれた丈槍ゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?

参照:dアニメストアより引用

 

──萌え系マンガ出身のダークホース。少女たちが終末世界を可愛く過ごします。

この作品の面白いところは、序盤に関してはホラーテイストを一切感じさせない構成がとられている点です。
可愛らしい美少女たちがいわゆる日常系のほのぼのとした時を過ごしていきます。しかし物語が進むにつれて徐々に、確実に不吉な予感が影を落としていきます。

つまり予備知識のない視聴者は当初”かわいい萌え作品”と錯覚しながら鑑賞し、いい意味で期待を裏切るサプライズが仕込まれています。
この構造は同じくニトロプラスが関わった「魔法少女まどか☆マギカ」に通ずるものを感じますね。

この仕組みについては徹底されており、放送前の公式サイトや各ニュースサイトではホラー要素が隠蔽された「可愛さ」や「楽しさ」を全面に押し出す紹介がなされていました。

ここまで読んだ方ならお気づきと思いますが未見の方にこれらの情報を与えることは不本意でしたが、前提としてゾンビものを紹介している当ページにおいては致し方ないと判断いたしました。ご了承ください。

 

原作漫画は2012年から連載され、2020年に見事完結しました。コミックス版は全12巻になります。

原作完結後には最終回のその後を描く『がっこうぐらし!〜おたより〜』がまんがタイムきららフォワードから2020年8月号より隔月で連載されています。

 

以下、放送前に公開されていた番宣映像です。また、2期の発表は現在のところありません。

すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、『dアニメストア』にて試聴できることを確認しました。また、月額500¥(税込み)のAmazonプライム会員であれば追加料金なしに試聴できます(2021年7月時点)

 

 

『屍者の帝国』人は死亡すると生前に比べ体重が21g減少する

©Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

提供元:amazon

 作品情報 

■屍者の帝国(ししゃのていこく / The Empire of Corpses)

■2015年製作

■全1話(約120分)

あらすじ

“死者蘇生技術”が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。

参照:dアニメストアより引用

 

──求めたのは、21グラムの魂と君の言葉。

物語は死者蘇生技術が普及した19世紀を描いたSF作品です。緻密な舞台背景や実在の人物を交えることで奥行きある仕上がりです。ただ、重厚な設定は一見しただけでは受け取り切れず、難解な映画と評されることも少なくありません。
制作はアニメ版「進撃の巨人」を手がけたWIT STUDIOが担当し、美しくも圧倒されるほどの迫力ある映像となってます。

内容については実際に見て頂いた方がよろしいかと思いますので、ここでは舞台裏について語らせてください。

 

原作は『ハーモニー』や『虐殺器官』で知られる伊藤計劃氏による2012年に刊行された小説ですが、彼は2009年、悪性腫瘍により34歳という若さでこの世を去ってます。

お気づきの通り、小説は彼の死後に完成しているのです。

これは生前より親交の深かった円城塔氏が書き継いで完成したことによるもので、彼は入院中の伊藤氏の元へ足しげく通っていました。それは病が発覚した2001年から、病状の回復による空白期間はあるものの亡くなる2009年まで続いてます。

死去後に残されたのは結末も記されていない試し書きの原稿のみでした。それに目を通した円城塔氏はそんな中「これは……やるしかないですね」と、彼の悲願を引き継ぐ決心をしたそうです。

 

それから3年後に完成したのが原作小説であり、作中で主人公は亡くなった親友フライデーへ問いかけます。

『私は、君の言葉を覚えている。君の書く言葉が好きだった。私の中に蓄積された君の言葉が、私をこの旅へと導き、支えてくれた。旅の間に私が話した言葉は、君に何かをもたらすだろうか。フライデー、私に君が見えるだろうか。君の声が、聞こえるだろうか。叶うのなら、フライデー、もう一度、君に……。』

これほどまでに感慨深いセリフがあるでしょうか。

 

旅とは、原稿を引き継いでから完成させるまでの道のりで、自分は伊藤氏が残した想いを汲み取れているのか、そして最後に言いかけた『叶うのならもう一度、君に……』。

若くして亡くなった盟友、伊藤計劃氏へ向けられた、円城塔氏からのメッセージなのかもしれませんね。

もしもその考察が正しかった場合、伊藤氏が生前に練っていた構想とは違った作品になっていることでしょう。しかし、一人の人生すべてと、それを受け継いだ彼らが完成させたこの作品は創作を超えた創作、まことの物語なのではないかと私は思います。

 

以下、公式PVより

すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、『dアニメストア』にて試聴できることを確認しました。また、別途の有料レンタルですがamazonで見ることも出来ます。(2021年7月時点)

 

 

『甲鉄城のカバネリ』残酷な世界を舞台にした負け犬の復讐劇

©カバネリ製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■甲鉄城のカバネリ(こうてつじょうのカバネリ / Kabaneri of the Iron Fortress)

■2016年製作

■全12話(1話約23分)+劇場版(1時間8分)

あらすじ

世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。

参照:dアニメストアより引用

 

──あの日の臆病を何万回憎んでも、妹は帰ってこないんだ。

物語は蒸気機関が発達したパラレルワールドを舞台にした感染パニック系のダーク・ファンタジー作品です。映像はアニメ版「進撃の巨人」を手がけたWIT STUDIOが製作したため、本編の随所にそれらの片鱗が垣間見えます。また、監督の荒木哲郎氏も進撃作者である諫山創氏と一緒に仕事をしたことで影響を受けたと語っております。

スチームパンク、バトルアクション、モンスターパニック、時代劇など様々な要素を取り込んだ意欲作で、特に澤野弘之氏の音楽を起用したスタイリッシュな戦闘シーンは見ごたえがあります。
澤野弘之が関わった他の作品には『ギルティクラウン(2011)』『進撃の巨人(2013)』『キルラキル(2013)』『終わりのセラフ(2015)』『Re:CREATORS(2017)』『86-エイティシックス-(2021)』などがあり、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

原作は存在せず、フジテレビのノイタミナ枠で放送されたのが初出になります。
また、2019年には劇場版『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』が公開されました。

「ノイタミナ」とは、「Animation」(アニメーション)を逆さ読みでローマ字読みしたもので、「animeの常識を覆したい」「すべての人にanimeを見てもらいたい」という制作スタッフの想いに由来する。
Wikipediaより転載

 

以下、公式PV第一弾です

 

すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、『dアニメストア』にて試聴できることを確認しました。また、月額440¥のAmazonプライム会員であれば追加料金なしに試聴できます。どちらに関しても劇場版も見られます(2021年7月時点)

 

 

『屍鬼』一人、また一人と減っていく。不気味なホラー作品

(C)小野不由美・藤崎竜/集英社・屍鬼製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■屍鬼(SHI KI)

■2010年製作

■全22話(1話約23分)+TV未放送2話

あらすじ

人口約1300人の小さな集落、外場村。外部とは国道1本でしかつながっておらず、周辺から隔絶されたようなこの地には、まだ土葬の習慣が残っている。 ある日、山入地区で3人の死体が発見された。その死に村の医者の尾崎敏夫は不審を感じるが、事件性はないとされ、通常の死として取り扱われた。 しかしこれ以降、村人が一人、また一人と死んでいく。これは偶然か、疫病なのか、それとも・・・。

参照:amazonより

──山間の村で繰り広げられる血みどろの戦い。

感染系のホラー作品です。作中でそれらは屍鬼と呼称されてます。あえて言及は避けますが我々がイメージするゾンビよりは吸血鬼に近い存在と言えます。ストーリーや背景はまったく違いますが、属性としては『東京喰種トーキョーグール』に近いものを感じます。

内容としてはモンスターを題材としながらもパニック映画のような勢いはなく、徐々に外堀を埋められていくようなジャパニーズホラーらしいしっとりとした怖さが巧みに演出されています。

 

原作は1998年に刊行された小野不由美作の小説です。その後2008年に漫画化され、さらに2010年に映像化されました。そのため、小説、漫画、映像ではそれぞれストーリーや設定に差異があります。また、アニメ放送中に漫画連載を追い越したこともあり、終盤は原作小説寄りの展開で進みました。

TV放送されたのは全22話ですがDVD,Blu-ray版には未放送の2話分が追加で収録されてます。

余談ですが声優としてGACTKさんが参加されたことで話題となりました。演技については言われなければ気づかないほど自然にこなされておりました。

 

配信サイトについては見つからず、prime videoにおいても日本での試聴は出来ない設定になっています(2021年7月時点)
詳しい配信元が判明いたしましたら追記させていただきますが、しばらくはご了承ください

 

 

『神さまのいない日曜日』人が産まれず、死ななくなった世界

(C)入江君人・茨乃/富士見書房/神ない製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■神さまのいない日曜日(かみさまのいないにちようび)

■2013年製作

■全12話(1話約24分)+OVA

あらすじ

15年前、神様に見捨てられて以来、人は生まれず死者は死ななくなった。“死ぬことができない死者”に唯一安らぎが与えられる「墓守」の仕事を、亡き母から受け継いだ12歳のアイ。優しい養父母や村人たちに囲まれて平穏に暮らしていたが、ある日、村に「人食い玩具(ハンプニーハンバート)」と名乗る、銃を携えた少年が現れ、予想もしなかった残酷な現実を突きつけられることに…

参照:dアニメストアより引用

 

──美しく荒廃した、この見捨てられた世界で。ちっぽけな奇跡を、ずっとずっと待っていた。

今回ご紹介したラインナップで唯一のファンタジー枠です。
タイトルは神が7日間で世界を作ったとされる天地創造が題材となってます。ファンタジー作品の土台として神話を利用することは珍しいことではありませんが、本作の主人公が12歳の少女という点がこの物語を奥深いものへと変えました。旅をする中での少女の心境の変化、苦悩、挫折、成長が描かれてます。

 

原作は富士見ファンタジア文庫より2010年から2014年までに刊行された入江君人のライトノベルです。小説は全9巻で、本作は5巻までの内容を映像化したものになりますが、都合上省かれた描写も見られます。

2期の製作は発表されていませんが、BD第5巻/DVD第6巻にはOVAが収録されています。

 

 

以下、参考PVです
特に3話の特殊エンディングは切なくも感動的ですので、ぜひ3話までだけでも試聴していただきたい作品です
すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、『dアニメストア』にて試聴できることを確認しました。また、amazonの『dアニメストア for Prime Video』でも配信されています。ただしOVAについては含まれておりません。(2021年7月時点)

 

 

『ゾンビランドサガ』伝説の少女たちが活躍する話題作

©ゾンビランドサガ製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■ゾンビランドサガ(Zombie Land Saga)

■2018年製作(2期2021年)

■全12話(1話約24分)

あらすじ

いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。死して蠢く、ゾンビによって……否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”少女たちの願いは、たった一つ。「私たち、生きたい!」これは、少女達が起こす奇跡の物語(サガ)。MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesの3社が偶然にも手掛けた100%肉汁オリジナルアニメが誕生!年齢も性別も時代も超えて、びんびんに刺激する『新感覚ゾンビ系アニメ』の幕がいま上がる。

参照:dアニメストアより引用

 

──開拓し尽されたと思われたゾンビ作品がたどり着いた新天地。

『ゾンビランドサガ』は原作の存在しないオリジナルテレビ作品です。視聴するまではタイトルのサガにはどんな意味が込められているのだろうと思ったユーザーは少なくないと思いますがそのまま佐賀です。
ゾンビランドとの関連性がわからずタイトルだけでも予想の斜め上を行くこの作品は、その中身も奇抜かつ斬新なものとなってます。

題材としては単調になりがちな成り上がり系であるにもかかわらず、視聴者を飽きさせない様々な仕掛けや変化球、疾走感があり、1分だけでも見て頂きたい。この作品を1分試聴すれば、あなたも瞬く間にこの魅力に憑りつかれることでしょう。最終回まであっという間に見てしまうほどの中毒性があります。

 

今年2021年には2期に当たる『ゾンビランドサガ リベンジ』が全12話放送されました。さらに最終回では続編を予期させる演出も見受けられる、いま注目の最新作です。

 

以下、ティーザームービーです

お分かりの通り、宮野真守さん色の強い作品となっております。

すべての配信サイトについて把握はしておりませんが、dアニメストアでの試聴は確認してます(2021年7月時点)。2期は一時期は配信されてましたが現在は配信されておりません。
ちなみに月額500¥のAmazonプライム会員であれば1期、2期ともに試聴できます。(2021年7月時点)

 

 

『さんかれあ』死体少女との青春ラブストーリー

©はっとりみつる・講談社/さんかれあ製作委員会

提供元:amazon

 作品情報 

■さんかれあ(sankarea)

■2012年製作

■全12話(1話約24分)+TV未放送3話

あらすじ

夢は「ゾンビっ娘とチュッチュする」こと!ゾンビをこよなく愛する高校1年生・降谷千紘(ふるやちひろ)は、ひょんなことから清楚可憐なお嬢様・散華礼弥(さんか れあ)と知り合い、一緒に愛猫「ばーぶ」の”蘇生”に取り組むことに。でも、礼弥が発したひと言「私が‥ゾンビになったら、 責任取ってくれるってことですね‥‥?」が、まさか実現するなんて!? 史上初?ゾンビに萌えちゃう青春ラブストーリー、ここに誕生!!

参照:dアニメストアより引用

 

──ゾンオタの元に舞い”落ちた”美少女ゾンビ。

今回挙げさせていただいたラインナップで唯一、青春モノの作品です。

文字通り絵に描いたような美少女の死体ヒロインと送る、時々お色気ありの青春ラブストーリーです。
一見するとラブコメのヒロインが生ける屍になっただけ、と思われがちですがそれぞれの家族関係も丁寧に描かれたヒューマンドラマとしての側面も持ち合わせています。

感染パニックを求める場合にはご期待に添えられませんが、このジャンルでは唯一無二のアニメと言っても過言ではありません。

とはいえ、本作の生ける屍はその語源に忠実なものと言えます。

なぜなら、

生ける屍(zombie)の起源はブードゥー教にあり、元々は儀式によって生み出され奴隷として使役される存在でした。
映画史における初出は1932年に公開された『WHITE ZOMBIE』ですが、この時もやはり悪人に操られた奴隷として描かれています。
実は人を襲って感染、増殖するといった一般的なイメージは1968年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督のアメリカ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』によるものなのです。

本作『さんかれあ』のZombie像も感染し増殖するタイプではなく、人が秘術によって生み出すタイプです。

それらを踏まえて視聴すると、また変わった印象を受ける作品だと思います。

 

2期は残念ながら製作されていませんが、書籍版やDVDの特典としてテレビ未放送の0話、13話、14話が存在します。
ちなみに先述した13話は本来テレビ放送される予定でしたが、放送の都合により12話に短縮された経緯があるそうです。そのため配信サイトでは13話は含まれないことが多いので悔やまれます。
(補足:0話は単行本第6巻に付属、13話はBlu-ray&DVD第6巻収録、14話は単行本第7巻に付属します)

原作漫画は別冊少年マガジンから2010年から2014年にかけて連載され、単行本は全11巻です。

 

生ける屍とは少し違いますが、同年に放送されていた別作品「黄昏乙女×アムネジア」も似た作風であるため今回ご紹介した「さんかれあ」が気に入った方はこちらも楽しめると思います。

 

以下、参考用に販促PVです

 

すべての配信サイトについてはまだ未確認ですが、『dアニメストア』にて1~12話の公開を確認してます。また、amazonの『dアニメストア for Prime Video』でも配信されています。OVAは含まれていません(2021年7月時点)。

 

 

『これはゾンビですか?』無口の銀髪美少女と過ごす非日常

©2011 木村心一・こぶいち むりりん/富士見書房/リフレイン年ライジング組

提供元:amazon

 作品情報 

■これはゾンビですか?(KOREWA ZOMBIE DESUKA?)

■2011年製作(2期2012年)

■全12話(1話約24分)+TV未放送3話

概要

シリーズ累計120万部突破!今、一番話題のライトノベルが、待望のアニメ化!ライトノベルの名門・第20回ファンタジア大賞の佳作を受賞。ファンタジア文庫から刊行されるやいなや、次々と繰り出されるギャグと、闇鍋をつつく様なカオスな展開で大人気となった《ド変態ライトノベル》が、ついにアニメ化!

参照:dアニメストアより引用

 

──美少女たちと送るゾンビライフ。

今回ご紹介するラインナップの中で、圧倒的にギャグ、コメディ寄りの作品ですがタイトルに記述されている通りゾンビが主役のため挙げさせていただきました。ホラー映像を見すぎて怖くなってしまった時のお口直しには最適かと思います。

物語は連続殺人犯に殺されてしまった普通の男子学生が、ネクロマンサーの少女に生ける屍として蘇生させられることで動き出します。
ストーリー構成は基本はほのぼのとした日常系に、個性豊かなキャラクターたちが次々と登場するハーレム系作品です。
全年齢対象作品ながら、公式よりド変態と謳われているだけありパンツや乳揺れ等サービスシーンは非常に多いですが、中にはシリアスだったり感動的なエピソードも含まれています。

 

本作には2期も存在し、翌年である2012年に『これはゾンビですか?オブ・ザ・デッド』のタイトルで全10話放送されました。また、書籍特典として付属したOVAが『えぇ、これが最終回ですか?』『はい、アンコールありがとうございます』『はい、身の丈に合ってます』の3タイトル存在します。

原作小説は富士見ファンタジア文庫より2009年から2015年にかけて全19巻刊行されてます。

余談ですが、同じく主人公の男子学生が不死身になる『怪物王女』という作品もあります。作風は全く違いますが主従関係には似たものを感じますね。

 

以下、ティーザームービーです

 

すべての配信サイトについては把握できておりませんが、1期、2期ともに『dアニメストア』での試聴は確認してます。また、amazonの『dアニメストア for Prime Video』でも配信されています。ただしテレビ未公開の3話は含まれません(2021年7月時点)。

 

 

『あるゾンビ少女の災難』100年の眠りから覚めた令嬢と従者

©2018 池端亮・KADOKAWA刊/スティングレイ

提供元:amazon

 作品情報 

■あるゾンビ少女の災難(あるゾンビしょうじょのさいなん / Calamity of a Zombie Girl)

■2018年製作

■全1話(約120分)

あらすじ

夏休みで学生が出払った深夜の菊花大学。里帰りをしなかったオカルト研究会の男女5人は、第一回納涼クエストと称して、徳川埋蔵金が収められているという噂のある大学の資料庫に忍び込む。だがそこには埋蔵金などはなく、あったのは極めて保存状態の良い2体の女性のミイラだった。仲間を焚きつけて資料庫に侵入させた鴨志田沙也香は、そのミイラの体内にあった謎の宝石“生命の石”を密かに奪う。埋蔵金が見つからず当てが外れた彼らは資料庫を立ち去るが、生命の石が奪われたことがトリガーとなり、2体のミイラが死から蘇ってしまう。蘇った少女=魔術によって不死の存在となりながらも不慮の出来事からミイラにされていた元男爵令嬢ユーフロジーヌ・シュトゥディオンと、彼女の侍女として作られたホムンクルスのアルマ・Vは、奪われた宝石を求めてオカルト研究会のメンバーたちを襲撃していく。果たしてメンバーたちは生き残れるのか?そして生命の石を奪った訳とは?深夜の学生寮を血まみれの惨劇が襲う…。

参照:dアニメストアより引用

 

──自我を持った不死の美少女が人々を惨殺していく。

内容としてはB級ホラー映画という表現が一番しっくりくるかと思います。しかし本作は可愛らしい美少女が登場するアニメーション。グロホラーと萌えが混同した言葉にしがたい魅力を秘めています。
ですが通常のB級ホラーと最たる違いは、人間側とゾンビ側どちらに感情移入するかでしょう。
不思議なことに気づけばあなたもゾンビ側を応援しているかもしれません。

グロ描写についてはなかなか気合いが入っており、イメージとしては「エルフェンリート」や「コープスパーティ」レベルです。
天然令嬢と使用人の美少女がそれらを絶妙に緩和してくれるので件の作品よりは見やすいかと思います。とはいえ予測不可能な残虐な死は視聴者のSAN値をゴリゴリ削っていくことでしょう。

タイトルからもわかる通り、主人公はあくまで不死身の少女です。一般的な1クール12話と比べればわずか120分の作品ですが彼女たちの過去や生い立ちにも触れられ、単なるスプラッターにとどまらないストーリー性も兼ね備えています。

 

原作は池端亮氏によるライトノベルで、アニメ化よりも早い2013年に『フジミ姫〜あるゾンビ少女の災難〜』のタイトルで実写映画化もされてます。

本作は少々特殊で、映画でもなくテレビ放送でもありません。デジタル配信のみ行われた知る人ぞ知るマイナー作品です。そして現在までに2期の製作告知はありません。

 

以下、ティーザームービーです。

余談ですが、

2012年にKADOKAWA公式より公開された特報PVではキャラクターデザインが全く異なります。(以下参照)

 

理由はわかりませんが制作される工程で変更となったようです。
個人的にユーフロジーヌ・シュトゥディオンのキャラデザはこちらの方が好みです

すべての配信サイトについては把握しきれておりませんが、『dアニメストア』での試聴可能は確認してます。また、amazonの『dアニメストア for Prime Video』にも含まれたタイトルです(2021年7月時点)。

 

 

まとめ ゾンビアニメおすすめ10選

出典:『これはゾンビですか?』より ©2011 木村心一・こぶいち むりりん/富士見書房/リフレイン年ライジング組

いかがでしたでしょうか?

ハリウッド映画では無数にタイトルのあるジャンルですがアニメですと意外に少ないものです。
そんな中で二次元美少女とアポカリプスものをうまく融合させた「がっこうぐらし!」は押さえておきたい作品ですね。これは個人的感想ですが前述したハイスクール・オブ・ザ・デッドと違い、性的演出が控えられている点も気に入ってます。

他にも『ZOMBIE-LOAN(ぞんびろーん)』や『屍姫(しかばねひめ)』をラインナップに含めるか迷いましたが、試聴からだいぶ経過しており正確にお伝え出来なかったので外させていただきました。

ちなみにモンスターパニック系には『巨蟲列島』や『ギョ』などありますが、それらはジャンルが違いますのでまたの機会にご紹介したいと思います。

 

dアニメストア for Prime Video とは?

プライムビデオほど浸透しておらず、少々ややこしいので軽く説明だけ付け加えさせていただきます。

前提として『dアニメストア for Prime Video』はamazonのサービスになります。

広く認知されている『プライムビデオ』とは少々異なり、多くの方はプライム会員であれば見れるのではと勘違いしてしまうでしょう。
しかしプライム会員に登録しているというだけでは試聴できず、Amazonプライム会員の月額500¥に加えて440¥を加算した940¥(税込み)でご利用できるサービスです。

内容としてはdアニメストアで配信されている約4000作品以上の中から、約3700作品ほどをamazon側で試聴できるという一種のコラボサービスです。
タイトルによっては『prime video』でも試聴できるものや別途レンタルしなければいけないものがあり、時期によって配信状況は変動するのでご注意ください。

ただ30日間の無料体験が用意されているので試しに利用し、料金発生前に解約するとよいでしょう。

 

今回はここまでとなります。

もしも記述に誤りがありましたらコメントにてご指摘いただけると助かります。それではここまでお付き合いいただきありがとうございました

 

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今回は実際に視聴したアニメの中から、おすすめの終末系作品をなるべくネタバレせずにご紹介します。概要を伝えるため多少語る部分もありますが核心には触れないよう心掛けております。 話数や製作年、OVAの有無など補足情報も簡潔にまとめてます。 記載する作品には賛否両論あるかと存じますが、ひとつでもお気に召すものがあれば幸いです
《レビュー》ゲゲゲ ヒロインの森【鬼太郎6期】+全キャラ一覧
今回は2019年9月に講談社様より出版されたムック本、『ゲゲゲ ヒロインの森』をご紹介します。 ゲゲゲの鬼太郎6期に登場するヒロインをフィーチャーした本誌ですが、特筆すべきは1話限りのゲストキャラや名前も与えられていない女子高生までも補完している点です。 当ページでは収録された全キャラの名簿を公開している他、この機にご紹介したいゲストキャラを数名ピックアップいたしました。 本編キャプチャーも添えながら解説しておりますのでよろしければ最後までお付き合いください

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