ミニチュア

【nano Room】ハイバックチェアのレビュー+アレンジ

国内メーカーから発売されている手作りミニチュアキット「ハイバックチェア」をアレンジを加えて組み立ててみました。

アレンジ方法や使用した材料も紹介しています。

nano Room ナノルーム ハイバックチェア

後方パッケージが正規品、手前のミニチュアが私のアレンジ品になります

製品情報

  • 本体サイズ:H73×W55×D42mm
  • 対象年齢:12才以上
  • 本体価格:1,200円+税
  • メーカー:カワダ(kawada)

ナノルームは小さなパーツを組み合わせて作る手作りキット。パーツは全てカット済みですので説明書を見ながら組み立てるだけ。作って飾って、オリジナルの楽しみ方ができるミニチュア家具シリーズです。

パーツはカット済みなので、付属の布を型紙代わりにして、お気に入りの布やレースをカットします。ボンドで接着すれば手軽に自分だけの家具や小物が作れます。

付属品

梱包箱の中身はこのような状態で梱包されてます。

  • 説明書×1
  • 実寸大で印刷された図面×2
  • 各パーツ

組み立て説明書は写真とパーツ番号、一部文面での解説がなされておりとてもわかりやすいです。

図面もこのように実物大のフルカラーで印刷されその横には番号が割り振られています。

パーツ番号は、写真右のように図面に合わせるようにパーツを乗せていけばわかるようになってます。あとは説明書の指示に従えば完成します。

組み立て方

前述したようにアレンジせずに組み立てるだけであれば組み立てキットの中では初心者に優しい難易度となっております。パーツも全て加工済みなのでユーザーが行う作業は接着剤を用いた接着のみで完成します。

ですのでここでは私が行ったアレンジについて解説します。

◆追加した材料

主に椅子のアレンジは印象を大幅に変えることが出来る生地の変更を行いました。

そこで用意したのがDAISOで購入可能な【合皮はぎれ-ベーシック系-】というフェイクレザーです。たった100円で5色もの生地が手に入る高コスパ商品です。

一枚の布サイズは20×20と小さめではありますが、今回のハイバックチェアはこの1枚ですべての生地を複製できました。

アレンジの手順①~型紙を用意する~

プリンターを使い型紙を印刷しました

まずは好みの生地で布パーツを複製するために型紙を用意する必要があります。

公式ページの説明では、

パーツはカット済みなので、付属の布を型紙代わりにして、お気に入りの布やレースをカット。ボンドで接着すれば手軽に家具や小物がつくれます。

とありますが布は伸縮してしまうので形が固定される紙を型紙にするのが好ましいです。

プリンターをお持ちであれば私のように白黒でもよいのでコピーし、それをカッターなどで綺麗に切り抜けば型紙の完成です。

プリンターがない場合はコンビニなどで印刷することも出来ます。

苦肉の策として図面が印刷された用紙をそのまま切り抜いてしまい型紙にするという手もありますがパーツに割り振られた番号がわからなくなってしまう可能性もあるのでこれは自己責任でお願いいたします。

アレンジの手順②~型紙を使い好みの生地を切り抜く~

型紙が準備できましたらそれを生地に当て、パーツを複製していきます。

写真右下の塊は20×20の生地で余った量です。結構ギリギリなのがわかると思います、失敗しそうなら予備に2つ買います。それでも200円で済みます。

アレンジの手順③~複製したパーツを使い説明書の手順に従う~

パーツの複製が出来ましたらあとは正規通りに説明書の手順に従うだけで完成します。

正規の布生地は接着剤にボンドを推奨されておりますが、私はレザー生地に変更しましたのでボンドではなく瞬間接着剤を使用しました。レザーの接着には相性がよくすぐに乾燥するのでとても作業効率が上がります。ただ注意点として張り直しが出来ず基本的に一発勝負になりますのでご注意ください。

クッション部分には綿が入っているのですが、その部分の接着はボンドを使用しました。また、この商品にはサイドテーブルも付属しているのですがそちらも木製なので無難なボンドを使用しました。

詳しい組み立て方は付属の説明書にしっかりと記載されておりますので組み立て方の解説は以上となります。

◆補足

【ナノルーム ハイバックチェア】にはサイドテーブルも付属しており、通常は真っ赤に塗装された電話機が用意されてます。

しかし今回のアレンジに赤い電話は不釣り合いに思いましたのでアンティーク調に塗り替えました。

私が使用したのはGSIクレオス様から販売されている「Mr.カラー」という塗料です。

まずは赤い電話機をうすめ液に浸し大まかな塗装を落とします。浸す際は適当な小皿などを使い極力うすめ液を節約します。完璧に落とさずとも大体が落ちれば問題ありません。

通販で塗料を買うと割高になってしまうので理想は近場の模型店、あるいはヨドバシやビックカメラで購入することをおすすめします。

大体の塗装を落とすとこのような状態になります。あとは元々のモールドを生かしながら自分なりに塗装します。この形ですと黒電話なんかも違和感がないかと思います。

私は仕上げに受話器と本体を繋ぐ線を追加しました。元々電話の方にはそれらしき穴が開いており、しかしそのままでは小さいのでピンバイスで穴を広げました。そこへコードとなる線を差し込み瞬間接着剤で固定しました。線に使用したのは様々な商品の梱包の際に用いられる表面が軟質素材で覆われた針金です。

私が使用したピンバイスはこちらです。値段相応(900円)ですがコスパがいいのでタミヤなどの高級品を求めない場合はおすすめです。

サイズ感

やはりイスのミニチュアということでお持ちのフィギュアや人形を飾りたいと思う方も多いと思いますので実際にいくつかのキャラクターたちに腰かけていただこうと思います。

DESKTOP ARMY(デスクトップ アーミー)

モデルになっていただいたのはデスクトップアーミー Fate/Grand Orderのマシュです

メガハウス様のブランド、デスクトップアーミーシリーズのサイズ感はこの通り。

若干椅子が大きいようですがそれほど違和感はなく、余裕があるので武装にボリュームがあるキャラでも腰かけることが出来るかもしれません。

Lil’Fairy(リルフェアリー)

モデルになっていただいたのは~ちいさなお手伝いさん~ ルミュ ver.1.1です

アゾンインターナショナル様のブランド、1/12サイズ相当のドールであるリルフェアリー(通称妖精さん)のサイズ感はこの通り。

ドールの中では最小クラスですが妖精さんには若干イスが小さいように見えます。ただ、座れないということもないです。

SHODO仮面ライダー

モデルになっていただいたのはSHODO-O 仮面ライダーのシャドームーンです

バンダイ様の食玩シリーズ、SHODO系のサイズ感はこの通り。ご紹介した中では一番スケールが一致しているように見えます。ちなみにSHODOの身長は10cm程度です。

まとめ

市場にある手作りミニチュアキットの大半は中国などの海外製がメインとなっており、値段はお手頃ですがほとんどの材料を自ら切り出すために難易度が高めに設定されてます。

一方でこちらのミニチュアキットはすべての材料がカット済みであり良心的な難易度設定だと思います。

このように初心者にオススメできるキットですが、メーカーが推奨しているようにアレンジが可能で実寸大の設計図も同封されているので技術のある方であれば無限に複製も可能です。

初心者から上級者にまでおすすめ出来るキットでした。

使用した道具

アロンアルフア……接着剤は基本こちらを使用

速乾ボンド……クッション内部の綿やサイドテーブルの組み立てに使用

オルファ スピードハイパーAL型 227B……フェイクレザーのカットに使用

カッターマット ……上記のカッターと共に使用

Mr.カラー……電話機の塗装に使用。ラッカー系塗料です

うすめ液……電話機の塗装を剥がすのに使用

 

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