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開封済み樹脂粘土の保管、保存方法

本日は開封した粘土を乾燥させずに保管する方法をご紹介します。内容は簡潔で短く、留意点も添えていますので最後までお付き合いいただけたら幸いです。

製品によっては未開封でも硬くなってしまう場合がありますが、今回の方法はそんな場合にも有効です

開封済み樹脂粘土の保管、保存方法

保存の手順は以下の通りです

  1. 粘土をラップで包む
  2. アルコールタイプの‪ウェットシートを用意する
  3. ①と②を密閉できる容器に入れフタをする

要約すると以上のようになります。

保管に必要な材料はすべて100均で揃います。

それでは詳しくご説明いたします

 

用意するもの

上記はすべてDAISOで買い揃えることが出来ます

  1. ラップ(サランラップ、クレラップ、ポリラップ等)
  2. 密閉できる容器(タッパー等)
  3. アルコールを含むウェットシート

必要なものは上記の3つです。

 

1.ラップの種類やメーカーはどんなものでもかまいません。

2.密閉できる容器としてジップロックなどがメジャーですが、経年劣化や穴などの破損リスクがありますので丈夫なプラスチック容器を推奨しています。

3.そしてこの中でポイントなのが”アルコール”を含むウェットシートです。
乾燥を防ぐだけなら水を含ませたキッチンペーパーでも十分に代用が可能ですが、長期保管を考えるとカビが発生する可能性があり衛生的ではありません。
ですのでアルコールを含んだ製品を推奨しています。今回選んだ商品はあくまで一例ですので条件を満たすものであれば他の商品でも問題ありません。

余談ですが、
サランラップ・クレラップ・ポリラップの名称の違いは商品名の違いです。
それぞれ別の会社が発売しています。基本的には同じ性能ですが宇部フィルム社のポリラップは環境面や食品安全の観点でも優れているので極力使っていきたいですね。
また、
タッパーについても厳密には米タッパーウェア社の製品「タッパーウェア」を指す名称です。
日本では同種のプラスチック容器はすべてタッパーと表現されることが多いです

 

保存の手順

使いかけの粘土

まずは開封済みの粘土をラップで包みます。

パッケージごと包んでも、粘土本体のみを包んでもどちらでも問題ありません。

また、気密性を高めようと何重にも過度に密閉しなくとも大丈夫です。容器内で粘土同士が接触したり保湿シートが直接触れることを防ぐ意味合いが強いです

 

シートは底と上部で粘土をサンドする形で収納しました

後は用意した容器の中にウェットシートとラップで包んだ粘土を入れて完了です。

しっかりと乾燥を防ぐためにシートは2枚ぐらい入れておくと安心です(今回使ったシートサイズの目安です)。

一般的に保管場所は冷蔵庫が推奨されることが多いですが暗所であれば室内でも問題ありません。私自身、すぐに手元に粘土を取り出せるように作業部屋で保管しています。

長期間使わない場合は、数か月に一度は中のシートが乾燥していないか確認だけしていただければより安心です。仮に乾燥していた場合は新しいシートと交換します

 

未開封の粘土

未開封の粘土であっても同様に保管することを推奨しています。

原因はわかりませんがこれまでに、「未開封の粘土を開封すると固くなっていた」という経験が多かったからです。

この方法で100%防げるかは保証できませんが、何もせずに保管するよりは有効だと思います。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

ほとんどの場合、開封した粘土をちょうど使い切ることはありませんので知っておいて損はないかと思います。

一口に粘土と言っても「紙粘土」「石塑粘土(石粉粘土)」「木粉粘土」「オーブン粘土」など様々ありますが今回は主に「樹脂粘土」を対象として執筆しました。なぜなら、私もいくつかの粘土を所有していますが保存している過程で硬くなってしまったモノの多くは樹脂粘土だったからです。
パッケージの気密性が低いのか、含まれる成分が時間の経過とともに硬化してしまうのかはわかりません。製造から1年以上経過した粘土は固くなるという声はよく聞きます。

理想は必要な量だけをこまめに購入することですが、安売りで買い溜めしてしまったり、いつでも作業できるようにストックしておきたいなどの理由で長期保管は珍しいことではありません。

今回の内容が少しでもお役に立てば幸いです。

不定期ですがYouTubeで作品を公開しているのでよかったら遊びに来てくださいね、それではここまでお付き合いいただきありがとうございました

 

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