本日は2019年から2020年にかけて放送されたTVアニメ『ノー・ガンズ・ライフ』についてご紹介いたします。
「気になっているけど視聴を検討している」という方の参考になるように心掛けているため、なるべくネタバレを控えて記述しております。
また、感想は原作コミックスではなく主にアニメ版に準じておりますのでご理解の程よろしくお願いいたします。
前述したように未見のユーザー様に配慮する為まずは作品概要から触れてまいります。
それでは以下よりお進みください
ノー・ガンズ・ライフ / NO GUNS LIFE
提供元:amazon
作品情報
■ノー・ガンズ・ライフ
■2019年製作
■全24話(1期+2期=計24話、1話約23分)
あらすじ
ベリューレン社により戦時中開発された新技術「身体機能拡張技術」。その技術により身体の一部、もしくは全部を機械化された者は、拡張者(エクステンド)と呼ばれていた。拡張者と生身の人間の非拡張者が混在する社会では常にいざこざが絶えず、それらの問題を解決する「処理屋」を、乾十三(いぬいじゅうぞう)は生業としていた。そして、十三自身も、頭部が巨大な銃の「拡張者」だった。
参照:dアニメストアより引用
まず直感的な感想として”おもしろい”と思いました。
舞台は肉体を機械で強化する技術が普及した世界です。
内容は全く異なりますがイメージ的には別作品「鋼の錬金術師」の機械鎧(オートメイル)が脳裏をよぎりました。ギャグパートではキャラ描写がデフォルメされるなど、少なからずハガレンの影響を受けている印象があります。セブンも少しアルフォンスっぽいです。
作品ジャンルは「SFハードボイルド」とされていますが堅苦しさはなく、少年誌のようにすんなりと受け入れられます。逆に言えば、ハードボイルドというワードに惹かれ「シリアス」で重い作品を期待して視聴するとがっかりしてしまうかもしれません。つまらないと感じるユーザーの理由はこの点に起因するのではないでしょうか。
これは私の主観になりますが、ジャンルはヒーローモノという方がしっくり来ます。主人公がボロボロになりながらも他人のために戦うというところに胸を打たれました。
自己犠牲は美徳ですが、幸せかどうかは議論する余地があります。
話しが進むにつれ徐々に明かされていく主人公の過去からは、彼の行動原理や抱えているものが見えてきます。
人体の機械化という題材だけでも好奇心をそそりますが、その特性が生かされた良作と言えるでしょう。
日常系アニメとは違いストーリーがしっかりしているので1話を視聴すると続きが気になりイッキ見してしまうような中毒性があります。
魅力的なキャラクターが多いのも特徴です。
主人公も見せ場が多いですが、私はクローネン・フォン・ヴォルフが気に入りました。
少し脱線してしまいますが『PSYCHO-PASS サイコパス』の宜野座伸元や『BLEACH(ブリーチ)』の石田雨竜など強気なメガネキャラっていいですよね。残念ながらその類のキャラクターは物語が進むにつれ慣れ合う傾向にあるのですが、個人的には永遠にツンツンしていてもらいたいものです。
また、美脚のメアリーなど、かっこいいだけじゃなくセクシーな女性陣にも注目です
以下、公式PVです
注意点・欠点
視聴前に知っておいていただきたい点がひとつだけあります。
映像化は全13巻存在する原作のうち、原作8巻で中断されている点です。これまでに1期12話、2期12話の計24話が製作され、2022年時点でOVAはありません。区切りのいいところで終わってはいますが、アニメだけでは物語の完結を見届けられないのが唯一の欠点です。しかしながら原作は完結しているため、続きが気になる場合は単行本を購入する選択肢も残されています。
ちなみに最終巻はamazonにて高い評価を得ているようです。
配信サイトについては「dアニメストア」や「Prime video」で試聴できることを確認しておりますが、動画配信サイトのラインナップは不定期に変動するものですので現在も配信中かどうかはその都度お確かめください
《続編》3期について
欠点にも挙げた完結編の製作についてですが、2022年時点ではそれらの情報は一切ありません。
ただ、TV版公式サイトにて2022年1月からの配信サービスについての告知が行われていますのでまだ稼働はしているようです。3期製作に向けた資金調達の一環と思いたいところですね。
先述したようにアニメ全24話は原作8巻で構成されています。原作が13巻まで存在することを鑑みれば、原作ストックの不足という問題はクリアしているので3期の可能性はゼロではありません。
別作品である「邪神ちゃんドロップキック」の3期がクラウドファンディングで実現している例を取り上げれば、クラファンに挑戦してみるのもひとつの手かもしれません。
今回は以上になります、
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それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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