プラモデル

《レビュー》キャラパキ発掘恐竜のプラモデル “プラパキット”全2種

本日は2021年1月にBANDAI様から発売された一風変わったプラモデル「キャラパキ発掘恐竜 プラパキット」をご紹介します。

はじめに「キャラパキ」とはバンダイ キャンディ事業部のチョコレート菓子です。

さながらお祭りの”型抜き”のようにキャラクターを模した絵柄から、周囲のチョコを輪郭に添ってパキパキと割って楽しめることからその名がつけられています。

シリーズは2017年から続くロングセラー商品で現在でも店頭に並んでいます。

今回レビューする「プラパキット」はそんな大人気のチョコレート菓子をプラモデルキット化したコラボアイテムになります

キャラパキ発掘恐竜 プラパキット ティラノサウルス&トリケラトプス

製品パッケージ外観

 製品情報 

作品   キャラパキ発掘恐竜 プラパキット
価格   各700円(税別)
発売日  2021年01月23日
スケール non
サイズ  全長約95~100mm
材質   ABS樹脂
メーカー バンダイ カテゴリーデザイン部
対象年齢 6才以上

(C)BANDAI

大ヒットチョコレート菓子「キャラパキ発掘恐竜」が、パキパキ割って組み立てる新感覚の化石フィギュアになって登場!

2枚のプレートをパキパキ割って化石を発掘し、組み立てると化石フィギュアが完成します。

完成したフィギュアは、口・首・腕・足・しっぽが可動し、好きなポーズで飾ることができます

※本商品は組み立てキットです。食べることは出来ません。

 

仕様表記

裏面に記載されているものを撮影したものです。

パッケージは包装タイプのため歪みが見られますがご了承ください

 

開封した様子

ビニール袋を開封すると、

中にはボックスタイプのダンボールが入っています。

実際の商品はこの中に梱包されていますので輸送中に中身が割れてしまう心配はなさそうです

 

セット内容

付属品一覧

ここでは「トリケラトプス」を例にご紹介したいと思います。

ダンボール箱の中に入っているのは上記のプレート2枚のみです。組み立て方などの説明書はパッケージ裏面に印刷されています(のちほど添付)。

2枚合わせることで左右両面が出来上がる構成です。

プレートはABS樹脂製で、周囲はチョコレートをイメージした茶色で塗装されています。茶色の裏面は無塗装です

 

組み立て方・遊び方

組み立て方①

本家同様に周囲を素手でパキパキと折っていきます。

化石本体とはタッチゲート方式で繋がっている為、ニッパーなどの工具は一切不要です。

ゲート部分だけでなく、深い溝が入った部分も素手で容易に割ることが出来ます。小学生の握力でも問題ない具合に調整されていました

 

組み立て方②

すべての化石を取り出せたら胴体や尻尾などを左右張り合わせていきます。

組み立て方の説明書は下記に添付していますが注意が必要なのは”下アゴから組み立てる”という点です。先にはめ込むのは「下アゴおよび頭部」だけですので他のパーツは特に気にせずに組み立てて問題ありません

 

完成・トリケラトプス

上記が完成した状態です。

小さなアノマロカリスも付属します(Tレックスにはアンモナイト)。

ゲート処理は一切行っておりませんがほとんど気にならない程度には綺麗です。

首元にはボールジョイントが仕込まれている他、下あごには口の開閉ギミックが組み込まれています。また、尻尾が縦に上下する他、台座に固定した状態では動きませんが手足の付け根にはロール軸が備わっています。

ちなみにネームプレートにはジョイントはなく添えているだけです。

 

以下、各種の説明書です

各組み立て方の説明書

ビニールパッケージの都合で歪んでいますがおそらく参考に支障はないかと思います

 

本家チョコレートと比較

プラモ版(左)と本家チョコレート版(右)

こうして見比べてみるとサイズ感は大きく異なります。

上記のチョコは2022年4月以降のリニューアル版になりますが、プラモ版パッケージのプリントや背景色などは本家を強くリスペクトしていることがうかがえます。

ちなみに価格はプラモデル700円に対し、お菓子は100円(税込:¥108)です。※軽減税率8%対象商品

 

中身

周囲のチョコ部分に見られる溝がプラモデルでも再現されているのがわかります。

まさにチョコレートをプラモデル化したアイテムです。

プラモには賞味期限がありませんので本家チョコのファンはこの状態のまま飾っても良いかもしれませんね

 

おわりに

今回はお菓子をプラモデル化するという変わった商品をご紹介しました。

本家チョコ同様にデフォルメされた化石がとてもキュートで、現時点でラインナップは2種しかありませんがファンアイテムとしての側面もありました。

個人的に気に入ったのはプレートを割る時の触感ですね。
深い溝が彫られた部分はすべてパキッと折れるのでストレス発散に良さそうです。いつまでも割っていたい中毒性があります。
不要になったチョコプレートに使い道はありませんが、公式サイトでは「プレートのあまりは飾り付けに使ってね」と書かれていました。

完成した化石フィギュアは10センチ程度ですので飾る場所に困らない点も良かったです。そこまで高価なものではありませんので気になった方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

amazonではトリケラトプスのみ定価未満で在庫があるようです(2023/02時点)。

余談ですがレジェンド駄菓子であるうまい棒を玩具化した商品もありますが、こちらは強度など難が多いので買わないことをオススメします

 

レビューは以上になります、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

同じくBANDAI様から2023年より発売される新シリーズも良かったら併せてご覧ください

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