本日は2021年8月にBANDAI様より発売された食玩、『アニマギアDE』の第1弾より「02ムサシダッシュ」とその試作機である「05アーミーダッシュ」を2種まとめてご紹介します。説明書も載せてますので紛失してしまった際などにもご活用いただけます。
シリーズでもっとも初期である2019年8月に発売されたカブトムシをモチーフにした人型の機体「デュアライズカブト」のリメイクアイテムという位置づけです。当時とはボーンフレーム(骨格)の構造、プラスチックの質などが根本的に異なるため全体的なフォルムこそ大きな変化は見られませんが全くの別物と認識していただいて相違はありません。
ちなみにボックスの封入率は均等アソートです。
2021 BANDAI 1/1 scale construction kit,Unboxing and Review.
アニマギアDE 1弾 ムサシダッシュ & アーミータイプ
製品情報
メーカー希望小売価格: ¥410(税抜)
2021年8月23日発売
売場:全国量販店の菓子売場等
対象年齢:8才以上
- 組み立てキット(一部彩色済)(全5種)
1.ガオーダッシュ
2.ムサシダッシュ
3.ギロエグゾ
4.イーグエグゾ
5.アーミーダッシュ - シール(全5種)
- ガム(ソーダ味)1個
(C)BANDAI・タスクフォース
『アニマギア』の第2章、『アニマギアDE(ダブルエッジ)』始動!
アニマギアは超可動する「ボーンフレーム」、装甲となる「ニックカウル」、ニックカウルに貼る「ブラッドステッカー」の3つの要素からなる可動キットです。
アニマギアの面白さはそのままに、工具が不要でパーツを手で簡単に取り外すことができる仕様、2体の異なるアニマギアが合体する「ツインクロスアップシステム」の仕様が追加!
さらに、「ベースヘッドパーツ」が新たに付属し、カスタマイズの幅が広がります。公式ページより引用
No.02 DUALIZE KABUTO DASH パッケージ
No.05 DUALIZE KABUTO ARMY-TYPE DASH パッケージ
内容はほぼ同じですが、こちらは瞳部分にステッカーを貼るため説明書右下に若干の違いがあります。
上記のベースヘッド説明書は別売りの「ギロエグゾ」のモノですがパーツは共用です。ステッカーなどの番号は異なりますが大きな違いはありませんので流用しました、ご了承ください。
基本のフォーマットは共通ですが、先述したようにアーミータイプは瞳部分をステッカーで再現するため枚数が一枚多くなっています。また、見比べればわかりやすいですがベースヘッド用のシールは異なるデザインをしています。これは全機種に言えることでそれぞれ異なる特徴があります。
また、今回のレビューはステッカーを使用せずに行っています。(ベースヘッドのみ使用)
各部紹介
日本の昆虫界の王者、カブトムシをモチーフにした人型の機体。そのリメイクアイテムです。
あまりにも洗練されたデザインのため、2019年に登場した際にはこちらが主人公機と誤認してしまうほどでした(実際の主人公機は四足歩行のガオーです)。
カブトムシの要素が随所に取り込まれており、
そのシンボルとも言える大きなツノはもちろんのこと、丸みを帯びたショルダーアーマーや実際のツメを表現した二本の足先などその小さなボディに数多くの特徴を内包しています。バイザーのような目元もかっこいいですね。
背中には二本のブレードがマウントされています。刃の形状により、背中に収納しているときはカブトムシの甲羅のように見えるところが秀逸です。
簡易スタンドが付属し写真でも使用していますが自立も可能です。ただ、かかとは他の人型機と比べ小さく不安定なためこの支柱は思いのほか重宝しました。
デフォルトで背中に収納されたブレードは手に持たせることが出来ます。
この二刀流がデュアライズカブトシリーズにおいて一種のシンボルとなっています。無骨な太い刀身からは力強さと頼もしさを感じられます。
二本のブレードは腕に設けられたジョイントを利用してかぎづめのような武装とすることも出来ます。幅広の刀身は防御面でも活躍しそうですね。
こちらのアーミータイプは試作機として量産された機体という設定のリカラーアイテムです。
造形や付属品はすべて同一ですが、ブラッドステッカーの際にも触れてますが瞳部分はムサシとは異なり塗装されていないためシールが付属します。代わりに瞳の下にあたる口元にグレー塗装が施されています。
ベースヘッドが実装されたことで、ボーンフレーム状態での遊びの幅も広がりました。
プロトタイプのような機体製作する際に重宝するでしょう。完成された機体ももちろんよいのですが、あえて未完成状態を演出するのもロマンというものです。
公式の触れ込みにおいてベースヘッドは動物型の機体を人型へカスタマイズしやすくするアイテムとして紹介されていますが、デュアライズカブト系はご存じの通り最初から人型です。
ですので写真のようにヘルメットを外した状態、なんていうシチュエーションを表現してみました。
※上記ベースヘッドのステッカーはデザイン的に好みだったという私的な理由により、あえてムサシ付属のものを使用しました。
デュアライズカブト ダブルエッジ(通称:ムサシDE(ダブルエッジ))とは、
ムサシとギロに実装された、アニマギアの合体システム『ツインクロスアップ』が発動したもう一つのモデルケース。デュアライズカブトの動作の精密さを、ギロに搭載された高性能センサーでサポートするというコンセプトで開発された。ギロの優れた索敵能力と強化されたムサシの運動性能が高いシナジーを生み、対多数の敵をまとめて殲滅させる戦闘力を実現している。その影響からか、ツインクロスアップを発動した後のムサシは、獣のように相手に跳びかかりながら攻撃する大胆な戦闘スタイルへと変貌する。
公式サイトより引用
別売りの「ギロエグゾ」と組み合わせることで再現可能です。
随所をギロのニックカウル(装甲)で強化しつつ、特筆すべきはその左腕でギロの装甲がまるで巨大な手のようです。「ツインクロスアップシステム」と銘打ってはいますが、ここをカスタマイズの入門編として自分だけの作品の幅を広げていくことがこのシリーズの醍醐味なのではないかと思います。
後ろに多くのパーツを装備しているため重心が傾き倒れやすいです。
なので両足に装着した「ギロ」の脚部パーツの角度を足場に接地するように調整し対処してます。
組み立て方については公式サイトのこちらに記載されておりますが、「ガオー」と「イーグ」の合体と比べると若干複雑なため、上記の写真と合わせて参考にしていただければと思います。
まとめ DE第1弾 ムサシダッシュ & アーミータイプ
今回をもちましてDE1弾のご紹介は全種終了となります。
同型機ということで2種まとめてのレビューとなりました。いまや型落ちとなったシリーズ一作目が、こうして改良された新たなフォーマットとして完成されたことを嬉しく思います。
ここまであまり触れませんでしたが新章DEは新たな試みとして、
- ニックカウルにジョイントを追加しカスタマイズ性の向上
- デフォルトでベースヘッドの追加
- 工具不要となるタッチゲート式ランナー
- 合体機能「ツインクロスアップシステム」
- リベットパーツの追加(ボルトのようなパーツ)
など、数多くの新要素を実装しています。
価格は前作より20円値上がりましたが、むしろ20円でここまで新要素を取り込んだことに驚きを隠せません。税込みでもワンコインに収まりながらも食玩の域を超えた出来のいいプラモデルです。
他のキット同様にリベットパーツが4つ付属します。他のページでもお話ししましたが別売りの「イーグエグゾ」のみ6個付属するので見落として捨ててしまわないようにご注意ください。
アニマギアDE 第2弾とは?
今回ご紹介したデュアライズカブトがそうであったように、やはり人型ロボットというのは古より変わらない良さがありますよね。
次弾となるアニマギアDE2には、そんな魅力的な人型機が5種もラインナップしています。さらにそのうち3機種に至っては人型とビーストモードの2形態への組み替えが可能で、アイドルユニット『ビタースイーツ』と称したフラッペ&コラーテは、変身こそ出来ませんがバトルモードを有しています。
単品で人型と、異形のビースト状態の両方を堪能できるとは素晴らしいですね。
誇張抜きに全種強力な顔ぶれで、
昆虫の中でも絶大な人気を誇るカマキリモチーフ、地獄の番犬として名高いケルベロスモチーフ、シリーズ史上もっとも可愛らしいアイドルモチーフ、
そして、
無印3弾に登場した第一のエンペラーギア(皇帝機)、ドラギアスがドラゴンモードへの変身能力をたずさえて蘇りました。いつもは目玉商品が1種という印象ですが今回は全種目玉商品といっても過言ではありません。
次弾となるアニマギアDE 02は2021年11月に発売予定です。(9月時点)
すでにボックスで予約済みですので発売された際には改めて、アソート比率を含めた詳細なレビューを投稿させていただく予定です。次回も均等なアソートであることが望まれます。
以下、参考PVです
今回は以上になりますが、当サイトではこれまでに同シリーズの製品を20体以上ご紹介しております。全ページを閲覧するにはページ最上部の「アニマギア」タブをクリックしていただくか、サイト内検索をご活用いただくことで参照可能となっております。お時間があるときにでもお越しいただければと思います。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
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