本日は2021年11月にBANDAI様より発売された食玩、『アニマギアDE(ダブルエッジ)』の第2弾より「ドラギアスゼノフレイム」をご紹介します。変形機構を内蔵した機体ですが、商品には変形方法の説明書が同封されていないため当ページに説明書を添付しております。必要に応じてご活用ください。
また、無印3弾に登場した前作との違いの比較も行いました。
「ドラギアス」は元々、全部で13機存在すると言われる皇帝機(エンペラーギア)として初めて現れた機体です。メインストーリーにおいても出番は多く、さらに2度製品化された皇帝機は現状この一体のみとなってます。
補足として現在(2021年11月)までに登場したエンペラーギア一覧を以下に記します。
- ドラギアス(ドラゴン型)
- ユニコーンライギアス(ユニコーン型)
シュバルツフォース+バイスフォース - バイフーゴウギアス(白虎型)
- フェニックスネオギアス(フェニックス型)
- リヴァイアカイギアス(リヴァイアサン型)
- フォールンジオギアス(堕天使型)
- ケルベロガルギアス(ケルベロス型)
2021 BANDAI 1/1 scale construction kit,Unboxing and Review.
アニマギアDE 第2弾 ドラギアスゼノフレイム
製品情報
メーカー希望小売価格: ¥410(税込:¥451)
2021年11月15日 発売
売場:全国量販店の菓子売場等
対象年齢:8才以上
- 組み立てキット(一部彩色済)1セット(全5種)
1.ドラギアスゼノ
2.レイドランス
3.ガルギアス
4.フラッペ
5.コラーテ - シール(全5種)
- ガム(ソーダ味)1個
キャンディ事業部食玩オリジナルIP『アニマギアDE(ダブルエッジ)』第2弾!
アニマギアの面白さはそのままに、工具が不要でパーツを手で簡単に取り外すことができる仕様に!
そして、ニックカウルには多くのジョイントを搭載し、さらに「ベースヘッドパーツ」が新たに付属し、カスタマイズ性が進化!
第2弾はさらに2段階のモードチェンジが可能!
ドラギアスゼノ、レイドランス、ガルギアスは人型からビーストモードに!
フラッペ、コラーテは姉妹機であり、アイドルユニット「ビタースイーツ」として活動しているアニマギアだが、モードチェンジでバトルモードにもなるぞ!(C)BANDAI・タスクフォース
DEシリーズからのボーナスパーツであるベースヘッドの組み立て方は全種共通のためここでは割愛させていただきました、ご了承ください。
変形方法を公式サイトでご覧になりたい場合はこちらのリンクから飛べます
画像をタップまたはクリックで拡大表示が可能です。
変形の難易度は控えめですがパーツのつけ外し箇所の多さは難点と感じられるかもしれません。
ドラゴンの瞳を表現する部分は塗装ではなくシールでの再現となってます。
余談ですがドラギアスは無印においてアイプリントが三つ目状でしたがベースヘッド用のステッカーは二つ目になっているので気になる方もいるかもしれません。
「ガルギアス」のベースヘッド用シールは三つ目ですので移植するのも一つの手です。ちなみにDE一弾の商品ですが「ギロエグゾ」も三つ目のシールが付属します。
また、今回のレビューではシール不使用となってます。
各部紹介
前作に引き続き右手に大きなランスを装備した姿で、ひとめ見た印象は旧式と変わりありませんが随所に多くの差異を確認できます(詳しくは後述)。
パープル系のボーンフレームにレッド系のニックカウルも前作から受け継いでいます。
流線形のボディに散りばめられた棘状のエッジがドラゴンらしさを感じさせます。
珍しい特徴としては通常の握り手ハンドパーツは一切付属せず、ツメ形状の特殊パーツに換装されている点です。これは別売りの「ガルギアス」にも見られた特徴です。
前作でも片腕は槍と一体化しているという特殊形状でしたが余剰パーツとして両手分のハンドパーツが入っていました。しかし今回はそれもありません。ただ簡易スタンド、リベットパーツ、ベースヘッドは付属します。
前述したように旧作のランスは腕と一体化していましたが、今作ではツメ形状のハンドパーツに装着する方式が採用されているため容易に武装の脱着が行えるように改善されました。
足首は前作からヒール形状を引き継いでいるため他の機体よりは立位のバランスが劣ります。念のため簡易スタンドを無くさないようにしましょう。
新章DEの特徴のひとつである「ニックカウルの拡張性」はこの機体に限ってはほぼありません。
フロント、リア写真を見て頂ければ確認できますがフリーの3ミリ穴は少ないです。公式サイトではDE2弾は「変形」に重点を置いたようですのでデザイン性を優先したのかもしれません。
変形後は「ガレオストライカー」をドラゴン化したような姿になります。
写真ではステッカーを貼っていない状態のため竜の目にあたる部分がありませんがシールを使用すれば改善されるでしょう。
変形手順についてパーツのつけ外しは多いですが、頭部と背中の翼のVラインが一直線に繋がる形状には少々感動しました。
首元に内蔵した新機構のおかげで可能となった理想的な変形ですが、これを応用すればかっこいいドラゴン系のオレマギアが製作可能だと思います。
それはいずれ時間があるときに挑戦してみたいと考えております。
後ろ姿の写真です。
変形方法で迷った場合などに参考にしてみてください。
前作との違い
見比べると一目瞭然ですが、全体的に大型化していることがおわかりいただけると思います。
実際に組み立ててみて特に大型化していると実感したのは太ももに装着したニックカウルで、ここは2パーツを組み合わせてひとつのアーマーとしています。
カラーリングも同一なのですが、
旧作がマッドな質感に対して今作は光沢の強い色鮮やかな質感になっています。これは、旧作は無印3弾で初期の商品でしたのでプラスチックの質が向上したためと思われます。そのため、ジョイントの保持力なども向上しているように感じました。
計量も行いました。
無印版18.2グラムに対しDE版22.8グラムと約5グラム増えています。前作の体重から20パーセント以上も増加していると考えるとかなり大型化していることがわかります。
フレーム構造も変わっています(画像は比較のため撮影側のニックカウルを外しています)。
これは変形の都合も関係しているのですが下半身の関節がひとつ増えています。写真では足の関節を折りたたんでますので伸ばすとその分だけ全高も増します。
まとめ ダブルエッジ第2弾 ドラギアスゼノフレイム
いかがでしたでしょうか?
旧作と比べると各部のディティールアップ、プラスチックの質の向上とリメイクだけにフォーカスしても十分な出来栄えでしたがさらにドラゴンモードへの変形まで可能になっていることを踏まえれば最高のファンサービスだったと言えます。
サイズの大型化に加え、ハンドパーツの形状も完全なかぎ爪状になり竜の力強さが増した点もよかったですね。
ドラゴンの名を冠した第一のエンペラーギアに恥じない仕上がりでした。
唯一気になるのはプロフィールにある、
「ドラゴンモードへの変形機構やツインクロスアップシステムなど、最新技術を余すことなく実装した強力な機体である」
の一文です。
合体の情報はまだ見かけておりませんので、もしかすると今後登場する機体とツインクロスアップするのでしょうか。
さて、
本日までにDE2弾を全種紹介してきましたが誇張抜きにどれも素晴らしい商品ですので、店頭で気になったものがあれば買ってしまって後悔はないと思います。
ちなみに、
他のページでも記載しましたが今回のボックス(10個入り)封入率は均一となってます
アニマギアDE 第3弾は2022年3月に発売予定
出典:amazon
新作情報です。
最高のラインナップで終えたDE2弾でしたが、次回3弾よりダブルエッジシリーズは値上がりしてしまいます。
内容の割に価格が安いのは把握しておりましたが、それがこのシリーズの魅力のひとつでもあったので残念な点ではあります。しかし採算が合わなければ企画の終了も考えられるので存続してもらうためには致し方ありません。
このシリーズは元々税抜き390円で始まり、DE1弾より410円への値上げ、そしてDE3弾より450円への値上げとなってます。410円への値上げ程度で意味があるのか疑問でしたが、やはり厳しかったようですね。
そんな次回のラインナップも気になる内容となってます。
サンプル写真の上部二体は一般販売としては初となるクリアパーツを採用したクリオネ型の機種です。
過去にクリアパーツを使用した機体は2020年12月のコロコロイチバン!の付録としてシュバルツフォース(クリアグリーンver.)と、
第一回「フォトコンテスト」の入賞商品および参加者に抽選で配布されたオメガレオギアス(クリアカラーver.)しかない現状でしたのでここで誰もが手に入れられるクリアパーツというのは大きなアドバンテージと言えます。
次にサンプル写真の中央に写っている「コジロウ烈」は2020年10月に登場した無印5弾の強化機体です。
そして残る二体は西遊記を思わせるサル型の機体に、重厚感あふれる戦車のようなサル型の機体でツインクロスアップシステム(合体)を有しています。
私はすでにボックス(10個入り)を予約済みですので無事に届きましたらレビューさせていただきます。来年の話しにはなりますがよろしければまたお越しください。
アニマギアDE 第3弾は2022年3月に発売予定です。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
関連ページ
コメントを書く ∗名前は省略できます