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《レビュー》遊戯王 闇バクラ フィギュア[2021年 再販版]+欠点

本日は2021年5月にKOTOBUKIYA様より再販されたスケールフィギュア、『ARTFX J』シリーズより遊戯王の「闇バクラ」をご紹介します。過去にも何度か再販が行われており、今回は2021年版に準じたレビューとなります。

なるべく主観が混じらないよう心掛けてますが好きなキャラクターであるため語りすぎている部分もあるかと思います。良い所もたくさんありますが欠点についても率直に述べてますので総合的な参考にご活用ください。

ちなみに初版は2015年に登場し、2017年に一度再販、今回が3度目の登場となります。前作との相違点にも触れています。

ARTFX J 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 闇バクラ 1/7スケール 塗装済み完成品フィギュア

2021年版

 製品情報 

作品    遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
シリーズ  ARTFX J
発売月   2021年05月
スケール  1/7
製品サイズ 約270mm
税抜価格  9,000円(税込9,900円)
製品仕様  PVC塗装済み完成品フィギュア
素材    PVC(非フタル酸)・ABS
原型製作  白髭 創
対象年齢  15才以上

カードゲームアニメの金字塔『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』より、千年アイテムを巡る「武藤遊戯」の宿敵、「闇バクラ」が「ARTFX J」シリーズに登場!

腕を大きく振り上げ、今まさにデュエルに臨まんとするシーンを立体化しました。
特徴的な髪型や邪悪に笑う表情はもとより、しなやかな身体つきや服のシワ、カードを持つ指先の造形にまで徹底してこだわった見応えのある逸品です。

多数展開中の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』シリーズのフィギュアと一緒に並べることで、より世界観をお楽しみいただけます。

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
© KOTOBUKIYA

 

セット内容

付属品一覧

  • 本体
  • 腕(デュエルディスクなし)
  • 腕(デュエルディスクあり)
  • カード(右手用)
  • カード(左手用)
  • 取扱説明書

本体と台座は最初からネジと接着剤で固定されているため外せません。

腕はディスクの有無を選択式で選べますが、あえて無しVer.を使用する場面は少なそうです。
それでも活用するなら、アニメ70話~80話付近のバクラがまだデュエルディスクを手に入れていない時期を再現できます。ただポージング的にやはり不自然さは否めません。

また、カードパーツは指の間に挟むように固定します。
保持力はしっかりしているため飾っていて自然に外れてしまうことはありませんが、指の接触面への色移りは避けられないでしょう。

 

カード両面(クリックまたはタップで拡大可)

付属のカードは両面塗装です。
基本的に目に触れるのはカード裏面で、遊戯王でおなじみの模様が小さいながらも再現されています。本来はカード名やイラストなどが印刷されている表面は簡素化されてます。

 

デュエルディスク裏面(拡大可)

なかなか見る機会のないデュエルディスクの裏側はこのように造形されていました。フィギュアでは無可動ですが、可変式の造形自体はしっかりと再現されてます。

 

パッケージ(拡大可能)

外箱は窓枠のあるタイプです。
正面にはイラスト、左側面にはフィギュアのサンプル写真、右側面および裏面には千年リングのシルエットが印刷されたデザインです。会社名などの製品情報は底面に記載されてます。

開封すると本体が付属品と共にブリスターに保護され、底面に袋に入った説明書が一枚張り付いている形です。
この梱包方法はほとんどのスケールフィギュアに見られる一般的な仕様になります。

 

取扱説明書

上記画像はタップまたはクリックで拡大できますので必要に応じてご活用ください。

組み立て方や注意事項が印刷されています。裏面は白紙ですので記載内容はこちらで全てになります。

 

ディスプレイ

全体

闇バクラ(本名および主人格:獏良了)とは、遊技王デュエルモンスターズに登場するキャラクターの一人です。
主人格とは独立した闇の人格が主導権を握っている姿であるため、強気な態度とぶっきらぼうな口調とは裏腹に体型はスマートなやせ型。容姿も整った美少年として描かれています。
(身長176cm、体重52kg、AB型、9月2日生まれ)

台座は平たんでありながらも指先までの高さは約27cmあります。
そのポーズや衣装のしわも相まってボリューム感のある印象を受けます。腕には劇中で負った傷と包帯が再現されています。

塗装は全体的にマット塗装ですが、
胸元の千年リングと腕に装着したデュエルディスク、カードには光沢があります。また、ほぼすべての部位がグラデーション仕様なので劇中よりも深みのある仕上がりとなってます。

しかし、
所々に塗料の跳ねた跡やムラが見られました。
これまでに数多くのフィギュアに触れてきた経験上、不良品というよりは仕様であると判断します。つまりこの精度が一般的に流通していると思います。
よって塗装はプライズ以上ですが、税込み1万円としては特筆して高いクオリティではないと言えるでしょう。

 

正面アップ

衣装などから察するにバトルシティ編、アニメ80話~90話あたりのバクラを立体化したものと考えられます。この時に彼が使用しているデッキはダークネクロフィアなど悪魔族を主軸とするオカルトデッキです。

原作およびアニメで使用したカードは近年でもOCG(オフィシャルカードゲーム)で実装されるなど根強い需要があり、私もほとんどを収集済みです。
大会に出るようなデッキと渡り合うのは相当困難ではありますが、それでも『ダーク・サンクチュアリ』や『ダーク・オカルティズム』、新たな悪魔族『抹殺の邪悪霊』など豊富なサポートカードが追加されたことはファンには嬉しい待遇です。

参考:amazon

OCGのオカルトデッキについては後日改めて追記するか、新たな記事として投稿するかで熱く語らせていただきたいと考えています。需要があるかわかりませんがご期待ください

 

横顔アップ

遊戯王作品にみられる闇人格特有の目元はもちろん、不気味な笑みを浮かべる横顔はバクラらしさあふれるショットです。風になびいた上着や揺れる千年リング、アクマらしさを演出する独特な髪形など魅力的な造形は多岐にわたります。

前作とのもっとも目立つ違いは塗装です。
特に口元で、強めの赤が加えられているので好みがわかれる部分かと思います。

 

デュエルディスク

バトルシティ編の記号とも言える海馬コーポレーションの発明品で、その後の遊戯王作品にも様々なバリエーションで登場することになるアイテムです。

デッキがセットされた状態で造形され、魔法、罠ゾーンにカードをセットするなど動作面までは再現されていません。先ほど光沢があると触れましたが、この部分はパール塗装のようにも思えます。そして写真からもわかるように個体差ではありますが向かって左から二番目に塗装ムラが見られます。

余談ですが、

劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』より(2016年製作)

提供元:amazon

遊戯王に慣れ親しんできたユーザーあればご存知のことですが、デュエルディスクにはデュエリストキングダム編で登場した初期型のプロトタイプ(地面に向かって投げて使用)、原作版とアニメ版、可変機構の有無など微妙に異なるモデルがいくつも存在します。

中でも劇場版に登場した新型ディスクは前衛的で記憶に残っています(画像参照)。

 

先年リング

ポージングの動きに合わせて針の部分にも揺れを感じさせる造形となってます。彼のシンボルとも言える重要なアイテムですが、色彩はゴールド一色で墨入れ等はありません。また、リングを首から下げるのに用いられているヒモもブラウン単色なので少々残念な部分ではあります。

 

ヘアパーツアップ

頭頂部のコウモリのようなハネはもちろん、バクラ特有の髪型は複数のパーツ分割で構成されてます。グラデーションには複数の色が使われ、写真ではわかりにくいですがイエロー系の色も入っています。

 

まとめ 再販版フィギュア 闇バクラ(獏良)

いかがでしたでしょうか?

その邪悪な笑みはまさしくバクラに相応しいものでした。
いちファンとしては物語終盤よりオカルトデッキを駆使するこの時期の彼が好みなのでとてもありがたく思います。オンラインゲームの『デュエルリンクス』や『OCG デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編』でもこの衣装を採用しているため高いニーズがあるのだと予測も出来ます。
自身のライフポイントを躊躇なく削っていくバトルスタイルも彼らしさを体現していると言えるでしょう。

2万~3万のフィギュアが市場で目立つ近年としては、税込み1万円未満の価格帯は手に取りやすいというメリットもあります。

これは余談にはなりますが、

遊戯王デュエルモンスターズ 第97話『ONE TURN KILL(ワンターンキル)』より(2000年製作)

提供元:amazon

公式サイトの商品紹介では触れられていませんが実は今回のポージングは劇中でも確認できます。
闇のゲームのルールで腕の一部が消失していますが衣装やポーズはほとんど同じなのが確認できるかと思います。

遊戯王デュエルモンスターズ(一期・全224話)は2000年製作と20年以上前の作品でありながら今でも高い人気と知名度を誇り、たびたびネットスラングとしても触れる機会のある作品です。この再販もその証とも言えるのではないでしょうか

 

遊戯王作品の商品展開は他にもあり、今回の闇バクラを発売したKOTOBUKIYA様からは三幻神『オシリスの天空竜』『オベリスクの巨神兵』『ラーの翼神竜』の三体がそれぞれ税込み23,980円で発売されました。

以下、参考PV

重巧超大シリーズの巨大さにも圧倒されましたが、なにより津田健次郎さんによる海馬ボイスに感動してしまいました。

アニメはその後も派生作品が続き、2021年現在も最新作『遊☆戯☆王SEVENS』(ゆうぎおうセブンス)が放送中です。無印(東映版)も含めると実に9作品目にあたります。

 

欠点

気になる点、残念だった点を率直にお話ししますと主に2点あります。

  1. 口元の色
    いちばん気になった点で、口内に赤い色を入れることは欠点というよりは好みの問題ではあります。個人的には2015~17年版のような主張を控えている口元が好みでしたので少々残念ではあります。
  2. 塗装の精度
    こちらは純然たる欠点であると言えます。
    ものすごく悪いということはありませんが、同じ価格帯で質のいいフィギュアを数多く触れてきた身からすると精度は中間レベルという印象を受けます。ここまでのレビューでも触れていますが具体的には先年リングとヒモが単色である点、デュエルディスクなどに見られた塗装ムラなどが挙げられます。

気になった点は以上になりますが内容は全て塗装に関することでした。

それでも作中の等身で立体化されている彼のフィギュアは今回ご紹介したARTFX Jシリーズのバクラしか存在しないため、部屋にディスプレイしたいとなると選択肢がないのが実状です。
例外としてSDキャラのような立体物も製品化されていますが古かったりと品薄のため、今から手に入れるのであれば現実的ではありません。

もしもリサイクルショップおよび中古で状態のよいものがあれば購入を検討してみてはいかがでしたでしょうか。

 

今回のレビューは以上になります、記述に誤りが見つかりましたらコメントにてご指摘いただけると助かります。

それではここまでお付き合いいただきありがとうございました

 

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