ミニチュア

◆1/1scale Diorama on the ground

写真は制作したジオラマで撮影したフィギュアです

この記事では1/1スケールのジオラマ制作を解説します

材料はすべてSeriaで揃い製作費は1000円以下に抑えました

◆1/1scale Diorama on the ground

完成図

作品概要

  • サイズ:(約)縦20cm、横30cm
  • 制作費:1000円(税抜き)
  • 製作期間:5日前後(乾燥を待つためで作業時間は3時間程度)

材料

※塗装に使う「筆」は含まれてません。また、木の枝は外で拾ってきましたがこちらもSeriaで「デコレーションパーツ 小枝」という商品名で購入可能です。

メインの素材

  • 木かるねんど
  • ポリスチレンフォーム
  • プリザドライアレンジパーツ モスミックス
  • ナチュラルモスマット グリーン(2個使用)

計……500円

接着剤と塗料

  • 木工ボンド
  • アクリルカラー(ブラック、ローアンバー)

計……300円

「ボンド」「塗料」「筆」をお持ちであれば500円の設定です。

「小枝」を含めたすべて買いそろえると1000円の設定です。

私は「小枝」を外で拾い「ボンド」と「筆」は元々手元にありましたので700円で製作しました。

作り方

土台になるのはポリスチレンフォームです。

商品説明にも「ジオラマ制作の土台や鉄道模型のレイアウトに」と書いてあります。100円で買える優秀なアイテムです。

これは木粉粘度と言われるものです。樹脂粘土に比べ細かい造形には不向きだったり、乾燥後にひび割れやすかったりと扱いの難しい粘土ですが地面を作るのであればその性質や質感も生かすことが出来ます。

作業工程は①~④の全四工程になります。

それでは以下へお進みください。

①ポリスチレンフォーム+木かるねんどで土台作り

最初の作業は単純です。

「ポリスチレンフォーム」にボンドを適量塗り、その上に「木かるねんど」を盛っていきます。

今回の粘土ひと袋(約120g)を全て使えばちょうど20×30のポリスチレンフォームを覆うことが出来ます。

コツはすべての面を粘土で埋めることを優先し、それが済んでから微調整していきます。

微調整の内容としては指紋だったり、明らかに粘土を貼り付けたと伝わってしまう部分を消していくイメージになります。それは好きな方法でかまいませんが、ゆるめに丸めたアルミホイルを叩くように押し当てるのも方法のひとつとして有効です。

作業を終えると上記のようになります。

この状態になりましたら乾燥するまで待ちます。環境にもよりますが1日は必要と念頭に置いておきます。

乾燥したかどうかは粘土に触れ、弾力が無くなり硬化していたら大丈夫です。

乾燥が進むにつれヒビ割れる場合がありますが修復する必要はありません。ヒビ割れも地面のディテールとして利用します。

②アクリルカラー(ブラック、ローアンバー)で塗装

写真は1層目を塗り終えた状態です

乾燥しましたら地面の塗装です。

粘土の性質上、塗料の水分を吸いやすく一度で塗るのは困難ですので2~3回塗り重ねます。

まずは「アクリルカラー(ブラック)」を水でゆるめに溶きます。

一層目の塗装は絵の具が水っぽい状態でも大丈夫です、上記の写真を見るとわかるようにムラだらけでもよいのですべての面を塗りつぶすように意識します。こうすることで2層目以降の塗料の乗りが良くなります。

アクリル絵の具は乾燥すると耐水性になりますが乾く前であれば水で薄めることが出来ます。乾く前であれば筆も水洗い出来ます。

写真は3回ほど塗り重ねました

1層目が乾きましたら2層目、3層目と塗り重ねていきます。

2層目以降の塗装は「アクリルカラー(ローアンバー)」を使っていきます。また、2層目以降の塗料は1層目より濃いめにしますが、濃すぎると絵の具感が強くなってしまいますので調整には少し注意が必要です。

今回ローアンバーに少しブラックを混ぜて黒めの地面にしているのには理由があります。次の項目で使用する「ナチュラルモスマット」の下部が黒いのでそれを違和感なく地面と馴染ませるために色を近づけています。

③ナチュラルモスマットを植栽する

こちらの「ナチュラルモスマット グリーン」をふたつ使用します。

このままでもハイクオリティな芝生を再現できますが少しだけ加工します。

写真右が加工し終わった状態です

今回の用途には厚みがありすぎるので、写真のように下部のスポンジ部分をむしるように引きはがします。剥がしすぎると必要以上に減ってしまうので厚さが1/2ぐらいになればいいと思います。

厚さの調整が出来ましたら、次は不規則にちぎって大小さまざまな大きさにし、塗装の終わった地面に実際に置いてみていい位置を探っていきます。この段階ではまだ接着はしません。

パズルのピースのように配置を考え、納得の位置を決められたら木工ボンドで接着です。

せっかく決めた場所がわからなくならないように、一つずつ手に取っては接着していきます。

写真は配置を決まり終え、接着した状態です

上の写真を見ればわかるように、芝生の生え際はなじんでいないように見えます。なじませるために木工ボンドと「アクリルカラー(ローアンバー)」を混ぜ合わせ色のついた接着剤を作成します。それを筆で取り、生え際をなじませるように塗っていきます。接着と微調整を一括で行えます。

筆は着色した木工ボンドまみれになるわけですが、乾燥する前であれば水洗いで綺麗になります。

生え際をなじませる作業を終えると上記のようになります。見比べると地面との一体感が増したと思います。

あとは乾燥を待てばほぼ完成で、次の項目で仕上げとなります。

④モスミックスを配置し仕上げる

仕上げにはこちらの「プリザドライアレンジパーツ モスミックス」を使います。元々は手作りハーバリウムに使うアレンジパーツとして販売されているものです。

袋には麻紐や植物など数種類入っており、その中から使うものを選定します。

今回は上記のものを使用します。公園に落ちていそうなものを基準に選びました。

写真はSeriaの商品です

これらに加えて枝も配置します。

枝は外で適当なものを拾い、洗ってからしっかりと乾燥させたものを使います。虫などついていないものを使いましょう。

枝の入手が難しい場合は「デコレーションパーツ 小枝」としてSeriaで販売されてますので選択肢にしてみてください。

小物を配置すれば完成です。

枝などは接着していませんが、そこはお好みです。接着しなければ配置を自由に変えることが出来ます。接着すればパーツがぽろぽろと落下するのを防ぎます。

ジオラマ使用例

最後の一枚のみ日光の下で撮影です

ジオラマ使用例をいくつか載せました。モデルに使用したのはBANDAI様のカプセルトイより「だんごむし07」のアルマジロトカゲです。

いかがでしたでしょうか?

良い素材を使えば、いい作品が出来るのは必然だと考え今回はアイディアと技術のみでどこまで出来るかの挑戦でした。素材もSeriaのみで揃うように調整し、費用も極限まで削りました。

あくまで参考とし皆さんが思うようにアレンジしていただくのもよいかと思います。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

フィギュア撮影ブースの作り方
この記事では低予算で自作できる大きめの撮影ブースをご紹介します。 フィギュアやプラモデルを鑑賞するのもいいですが、その魅力をSNSなどで共有したくなったりすることもあるかと思います。 でもせっかくでしたらキレイな写真を撮影して素敵な作品にしたいですよね。そこで撮影ブースを使用すれば、影が弱くなり綺麗な写真を撮りやすくなります。

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