今回は2021年11月にBANDAI様より発売された食玩、『アニマギアDE(ダブルエッジ)』の第2弾よりアイドルユニットとして登場したウサギ型の機体「フラッペ」&「コラーテ」を2種まとめてご紹介します。バトルモードの変形の仕方や組み立て説明書も記載しておりますので必要に応じてご活用していただければと思います。
女型の機体は2020年12月に無印6弾で登場したサクラギア(+絶)以来となり、2機種目となります。そしてシリーズ初となるピースサインのハンドパーツが左右付属します。
ちなみにボックス(10個入り)の封入率は均一で全5種が2個ずつ入ってます。
2021 BANDAI 1/1 scale construction kit,Unboxing and Review.
アニマギアDE 第2弾 フラッペ & コラーテ
製品情報
メーカー希望小売価格: ¥410(税込:¥451)
2021年11月15日 発売
売場:全国量販店の菓子売場等
対象年齢:8才以上
- 組み立てキット(一部彩色済)1セット(全5種)
1.ドラギアスゼノ
2.レイドランス
3.ガルギアス
4.フラッペ
5.コラーテ - シール(全5種)
- ガム(ソーダ味)1個
(C)BANDAI・タスクフォース
ラビドルフラペール(通称:フラッペ)とは、
表向きは姉妹機のコラーテとアイドルユニット『ビタースイーツ』として活動をしているアニマギアだが、その実はIAA(国際アニマギア連合協会)に所属する名物秘書である。ポップで可愛らしい見た目とは裏腹に、どんな相手にも臆することなく冷静な受け答えをするクールビューティ。コラーテと共にバトルを盛り上げる戦場のアイドルだ。
公式サイトより引用
ラビドルショコラーテ(通称:コラーテ)とは、
表向きは姉妹機のフラッペとアイドルユニット『ビタースイーツ』として活動をしているアニマギアだが、その実はIAA(国際アニマギア連合協会)に所属する名物受付嬢である。黒を基調とした落ち着いた見た目の印象とは違い、誰にも分け隔てなく元気に接するエネルギッシュな性格をしている。フラッペと共にステージに立てば大盛り上がり間違いなしのトップアイドルだ。
公式サイトより引用
セット内容
2種は同一個体のリカラーアイテムのため『フラッペ』をモデルに記述します。
- 本体×1
- ニンジン型マイク+スタンド×1
- ハンドパーツ×6(ピースサイン左右、握り手左右、マイク持ち右手、平手左)
- ベースヘッド×1
- リベット(ボルト)パーツ×3
- 本体用簡易スタンド×1
- 余剰パーツ多数
- ブラッドステッカー×1
以上が単品ひと箱に付属するパーツ一覧です。
第二弾(DE)から20円の値上がりをしているとはいえ尋常ではないセット内容であることがわかります。特にハンドパーツは無印7弾に登場したラスボス「フォールン」に並ぶ歴代最多の量です。
マイクの形状がニンジンというのも非常にかわいらしく、そのスタンドもウサギマークなのがとても良かったです。
また、
ボーンフレームに専用パーツを多数組み込まれている関係上、余剰パーツもかなり多くなってます。この状態でも試作機のようなSF感があっていいですね。
具体的には肩軸、二の腕、股関節、膝にニックカウルで形成された専用パーツが使用されてます。これにより骨格自体が他のアニマギアとは異なり女性らしさを表現するひとつの要素となってます。
これは初の女型の機体として登場した「サクラギア」にも見られた特徴です。
同じ金型を使用した機体でもシールは異なる、という事はこれまでにも多く見られてきましたが今回はシールにおいても同じものが用意されてます。異なる点としてはカラーリングはもちろんのことですがベースヘッド用のフェイスシールのデザインは差別化されているようです。
※ちなみに今回のレビューではステッカーを使用せずに行ってます。
リベットパーツは新章DEとなった前回から引き続き付属しますが、前回は最低でも4つ付属していましたが3つになってます。
ちなみにDE第二弾の他のラインナップにおいてもすべて3つ付属していることを確認していますので今後も3つが基準となる可能性は高そうです。ニックカウルの金型はボーンフレームと異なり毎回新規造形なので、原価の都合で廃止となる可能性も否定できません。
各部紹介
大きなミミが特徴的なウサギ型の機体です。
さわやかな水色のボーンフレームに白いニックカウルをまとった姿はまさしく正統派アイドルといったカラーリングです。赤い瞳も雪ウサギのような印象を与えとても可愛らしく仕上がった機体です。
専用のボーンフレームを使用した手足や、蝶ネクタイ型の胸部フレーム、全体的に曲線の多いボディなど様々な要素が集約し女型の機体を表現しています。
上記では握り手ですが付属のピースサインや平手などを活用することでさらにかわいく演出できることでしょう。
顔の両端から伸びたヘアスタイルのような突起の先端は3ミリ軸の規格に合わせられてますのでカスタマイズに利用可能です。
特徴的な大きなミミはそれぞれ前後に可動しますのでポージングの表情付けに活躍します。
まず目に入るのはウサギの重要な記号である丸い尻尾です。ここも完璧に再現してくれている点は開発陣に感謝しかありません。カスタマイズにおいてもこの球体は大きな可能性を秘めているでしょう。
一見すると背面には簡易スタンドを差し込むジョイントが余っていないように見えますが、フロントスカートの内側に3ミリ軸が設けられているのでそちらを使用することでスタンドを使用できます。
かかとの特殊形状は「サクラギア」と同様の機構が採用されています。そのため、見た目以上に立位は安定しているので大抵のポーズはスタンドなしでも成り立ちます。
先程とは対照的な黒を基調としたクールな印象を受けますが、元気でエネルギッシュな性格のようです(公式設定より)。
この機体のアドバンテージはカスタマイズにあると考えてます。
初のサクラ色のボーンフレームは可愛らしいオリジナルカスタムする上で重宝するパーツです(上記でボーンフレーム状態の写真を載せてますのでそちらで確認できます)。
黒いニックカウルも使い方によってはかっこいいオレマギアに化ける可能性を秘めているでしょう。
2種の違い
後ろ姿には決定的な違いがあり、
白い機体のフラッペは後ろ髪パーツが追加されているのに対し相方はショートヘアという差異があります。しかし金型は同一ですのでコラーテ側にも後ろ髪パーツは付属し、お好みで選択することも可能です。
2種の違いを箇条書きにまとめますと、
- カラーリング
- 後ろ髪の長さ
- バックパックの向き
となります。
ニンジン型マイクを握らせればアイドルモードです。シリーズ初となるピースサインのハンドパーツも活用しましょう。
様々な可愛らしいポーズをとらせてみました。
デフォルトではバックパックとして標準装備しているスピーカーを手に握らせることで戦闘形態へ換装できます。
ナックル系、あるいはトンファーのような武器を彷彿とさせるデザインです。アイドルらしからぬ武器のギャップが魅力を引き立てます。
背中のスピーカーは武装とする以外にも地面に接地することでライブステージを演出する小道具にもなりえます。一台で三役をこなす優れモノです。
変形方法 / バトルモード+組み立て方
説明書を公式サイトでご覧になりたい場合はこちらのリンクから飛べます
画像をタップまたはクリックで拡大表示が可能です。
内容としてはカンタンで背中にブースターとして装備しているスピーカーを外し、手に持たせるように装着するだけで完了します。
以下、箱裏に記載されていた組み立て説明書を添付します。クリックまたはタップで拡大可能ですので必要に応じてご活用くださればと思います。
同じ金型を使用しているため基本的には説明書も同じですが、
7番で「C5」パーツを使用するか否かや、12番の「B4」パーツが上下逆になっているなど微妙な違いはあります。
ベースヘッドの組み立て方は他のキットと共通ですのでここでは割愛させていただきました、ご了承ください。
まとめ DE第2弾 ラビドルショコラーテ & ラビドルフラペール
No.05 RABBIDOL CHOCOLATHE & No.04 RABBIDOL FRAPPALE
いかがでしょうか? 甘く香ってきそうな可愛さでしたね。
待望の第二の女型に加え、豊富なオプション内容、洗練されたデザイン、前代未聞のアイドルユニットとなればお菓子売り場で狩られてしまう可能性は高いでしょう。ただ、ボックスアソートは均一ですのでサクラギアの品薄よりは改善されていると思います。もしもお店で見かけた際はレビューを参考に検討していただければと思います。
余談ですが、
出展はしませんでしたがフォトコンテストを意識した写真を撮ってみました(以下参照)。
「ビタースイーツ」というだけあってお菓子との相性がいいですね。ちなみに第二回フォトコンテストには「ガルギアス」で出場しています
欠点
あえて欠点を挙げるとすれば腕の可動域です。
デザインを優先した機体のためか肩は画像よりも上には上がりません。同ラインナップの「レイドランス」と比較しても大きく劣っているのがわかります。
加えて、フラッペは後ろ髪パーツが追加されている都合上、首の可動域も他のアニマギアと比べると狭いようです。とはいえ、可動域を捨てデザインに特化したと考えればそこまで気になることではないと言えるでしょう。
他には現在のところ気になる点はありません。
ボックス封入率も均等ですので企業様は善処していると思います。レビューを考慮しステッカーを使わずにご紹介しましたがこのかわいらしさ、シールを使用すればさらに輝くと思います。
今回は以上になります、
DE02のエンペラーギア枠である「ガルギアス」や「ドラギアスゼノ」も後日ご紹介する予定ですのでよろしければまたお越しください。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
関連ページ
コメントを書く ∗名前は省略できます