今回は2021年1月に発売された食玩、『ガンダムアーティファクト』の「ナイチンゲール(レアカラークリアレッドVer.)」をご紹介します。
売っていないという声も多い商品ですが基本的にはスーパーのお菓子売り場に並んでます。ただ、お店によっては仕入れていなかったり他のユーザーに買われていたりすることも珍しくないかと思います。
再販が決定しておりAmazonや、プレミアムバンダイ様にて第2次予約を受け付けてますが1BOX10個単位のようなので約5000円かかってしまうのが現状です。
1BOXのレアカラー封入率ですが2割程度です。
1BOXは10個入りなので2個がレアカラーということになります。
全5種で10個入りなのにもかかわらずアソートは均一ではなく1個のみ、3個封入、などバラつきがあるようです
2020 BANDAI non scale construction kit,Unboxing and Review.
ガンダムアーティファクト ナイチンゲール レアカラーVer.
製品情報
メーカー希望小売価格: ¥450(税抜)
発売日:2021年01月25日
対象年齢:15才以上
素材:プラ製ミニキット:ABS
サイズ:H約55mm × W約40mm
- フィギュア1体(全5種)
1.リック・ディアス
2.Ex-Sガンダム
3.Hi-νガンダム
4.ナイチンゲール
5.バイアラン・カスタム - チューインガム1個
© 創通・サンライズ
© 創通・サンライズ・MBS
© 創通・サンライズ・テレビ東京
ガレージキットを彷彿させる精密モデルをプラ製ミニキットで再現した新シリーズです。
各モビルスーツは本商品独自のメカアレンジが施されており、それを約50パーツで構成致します。
約55mmのサイズながら高密度なデザインは新たなガンダム像を想起させます。
パッケージ
パッケージのプリントは全種共通で、
パッケージ上面には「この箱の中には( )が入ってます。」というふうに中身が記されているためランダム要素はないです。
ただ、レアカラーに関しては判別できません。もしかするとBOXの初期位置は固定かもしれませんが未検証です
裏面はランナップと補足事項が記載されています。
私はパーツの切り出しには刃の薄いアートナイフプロを使用しました。
簡易的処理にはなりますが、切り出した後のゲート跡処理もそのままアートナイフで行えます
ディスプレイ
約55㎜とは思えないほど細部にまでモールドが彫られています。
レアカラーはクリアパーツなのでガンプラに使用されるような光沢のあるものをイメージするかと思いますがそうではなく、
写真では伝わりにくいですがクリアレッドのボディは光沢が薄くつや消し塗装のような質感になってます。
可動についてはほぼ皆無です。
シールドの付け根など若干角度を変えられますがその程度で、ポーズ固定のアイテムになります
バーニアなども簡略化せず造形されています
左腕にはシールドを装備しています
右手にはビームライフルを装備しています
まとめ ~ガンダムアーティファクト ナイチンゲール~
ガンダムアーティファクトのナイチンゲールはタミヤセメントにも負けてしまう全高
細部にまで作りこまれた造形やモールドを有していますがサイズはかなり小さく、比較対象があるとその小ささがわかりやすいと思います。
欠点
新シリーズ1弾ということで今回はあえて欠点にクローズアップします。
- BOXアソートの悪さは気になります。割り切れないのなら納得も出来ますが全5種、10個入りで均一ではないのは何故なのでしょう。
- 制作の難易度はいわゆるガンプラよりも高いです。
作業工程こそは少なく時間はかかりませんが、パーツの小ささはガンプラの比ではなくピンセットが必要になる場合もあります。
また、前述したようにランナーから切り離す際にはニッパーの刃の厚さすら障害となるため道具を選びます。 - これはレアカラーであるクリアパーツに限った話かもしれませんが、プラスチックが硬く切断面が欠けやすい印象を受けました。
それもありニッパーではなくアートナイフプロで対処しました。
私はもっていませんがアルティメットニッパー等の高級ニッパーなら対応できるかもしれません
不満になりえる欠点は①の不均一アソートだけです。
制作時の難易度は、謳い文句通り「ガレージキット」を前提におかなければなりません。なので食玩でありながら中級者以上、玄人向けのニッチなシリーズと言えます。
ちなみに通常カラーは謳い文句通りガレージキットを意識した不透明な一色で構成。
バイアラン・カスタムもナイチンゲール同様に可動はほぼないです。
腕の付け根から動かすことは不可能ではありませんが、
動かすと肩が干渉するために関節部がゆるんでしまいますのでやはりポーズ固定のアイテムに変わりありません
余談ですがこちらの商品、私には既視感があり5年前に販売されていた「2分で作る! ガンダム名鑑ガム」を思い出しました。
クオリティには雲泥の差がありますが、
- ほぼ無可動の食玩プラモデル
- コンパクトなサイズ
- 無塗装
など共通点が多い商品です。
ですので最初にこの商品を知った時には周囲の盛り上がりほどは真新しさを感じなかったのが正直なところです。それでもこのサイズでこのディティールは確かに新たなガンダム像を想起させます。
ガンダムアーティファクトのレビューは以上になります。
今作が第一弾で続報は見られないようですが今後も続くのか気になるところですね。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
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