本日は2022年12月に発売された食玩、『アニマギアDE 05』より「ヴィクトリーイェーガー」をご紹介します。箱裏の組み立て方も載せてますので紛失してしまった際などにもご活用ください。
主人公機ガオーの最終形態です。
別売りの「剣聖ムサシ」、「サクラギア結」と組み合わせることでオメガギアスDE(ディヴァインエタニティ)に合体します。今回はこの合体についても詳しく触れていきます
2022 BANDAI 1/1 scale construction kit,Unboxing and Review.
DE5弾 No.01 ヴィクトリーイェーガー(ガオーヴィクトリー)
製品情報
メーカー希望小売価格: ¥450(税込み¥495)
2022年12月12日 発売
売場:全国量販店の菓子売場等
対象年齢:8才以上
- 組み立てキット(一部彩色済)(全5種)
1.ヴィクトリーイェーガー
2.サウザンドグラディエイター
3.リンカーサクラギア
4.リンカーサクラギアA
5.アニマギアス - シール(全5種)
- チューインガム1個
(C) BANDAI・タスクフォース
お待たせしました!! 第5弾は、対エンペラーギア専用の決戦型アニマギアの『ガオーヴィクトリー』や、『剣聖ムサシ』、そして、全てのエンペラーギアの集合体であるラスボス『アニマギアス』など、アニマギアシリーズでもっともユーザーに注目を集める豊富なラインナップとなっています!
そして今回は、3体のアニマギアが合体(オメガリンククロス)して、オメガギアスDE(ディヴァインエタニティ)でアニマギアスに立ち向かう!バンダイキャンディより引用
ヴィクトリーイェーガー(通称:ガオーヴィクトリー)とは、
獣甲屋との最終決戦の後、わずかに回収されていたオメガレオギアスのパーツを元に開発された、対エンペラーギア専用の決戦型アニマギア。極秘裏に開発された機体で、その存在はIAAにも知らされていなかった。ライギアスのシステムも採用されており、雷を操る能力が搭載されている。
公式サイトより引用
上記説明書は必要に応じてご活用ください
シール⑭はベースヘッド用です。今回は貼らない状態で撮影しています
リベットは3個付属します。
ランナーに番号が振られていない状態で付いているので捨ててしまわないようにご注意ください
各部紹介
大きな右腕を持つ左右非対称の機体です。
人型を基礎としていながらも手足の鋭い爪など、獣らしさが際立ったワイルドなフォルムです。
右腕の後方には一本のパイプが確認でき、その風貌はパイルバンカーを思わせます。
右手の一般的なハンドパーツはオミットされ余剰パーツとしても付属していません。
また、同じキットを二つ購入して両手を巨大に改造することは出来ません。左右の腕に使われているニックカウルがアシンメトリーである為です。ただ、爪が付いている上半分は左右対称のパーツですので簡易的には再現が可能です。
設定では7弾に登場した「ガオーΩ」をベースに開発された機体とされていますが、獣に近い見た目や大きな右腕という特徴からは無印4弾に登場したガレオストライカーZ(ツヴァイ)が思い浮かびます。
ガオーΩは人型の要素が強かったのに対し、今作は獣のイメージが強い印象を受けます。アニマルという本来のテーマに原点回帰した姿なのかもしれません
3本の爪は左右2本がそれぞれが独立していますので動きに表情を付けることが可能です。
構造としては爪側がシャフト軸、腕側が3ミリ穴になってます。カスタマイズの際の参考にしてみてください
尻尾のついた後ろ姿からも獣らしさを垣間見ることが出来ます。
写真では写っていませんがフロントスカートの裏側には3ミリ穴があり、そこを使用することで付属の簡易スタンドを取り付けることが出来ます。ただ、立位は安定してますので使わずともディスプレイには支障ありません
背中のニックカウルから伸びた二本の角は上記のように分割できます(写真では片側のみ除去)。
細かい部品ですのでオレマギア製作では幅広い活用方法が期待できるパーツです
オメガギアスDE(ディヴァインエタニティ)
アニマギアスに立ち向かう為に3体が融合した姿です。
ガオーをベースにムサシとサクラギアが各部を強化しています。
ムサシで形成された巨大な左腕が印象的ですが、裏話として初期設定ではムサシの頭部を使ったカニのハサミを連想させる姿でした。初期案の方がまとまりは良かったですが不釣り合いなほど巨大な左腕はパワフルで迫力があります。
3体の色が混同していますが違和感はなく、絵に描いたような主人公オーラを放っています。
レビューの都合でステッカーは貼っていませんが使用している場合はさらにディティールがアップすると思います
長い尻尾が目を引きます。
基本は人型ですが尻尾や手足の爪が動物の力強さを物語る、まさにアニマギアを象徴する機体だと言えます。
各部の保持力は問題なく自立も可能です。背部の尻尾を使えば安定性はさらに増します
合体する巨大な機体としてはDE3弾に登場した「ゴクラウド」と「キャンサイファー」のツインクロスアップがすぐに思い浮かびます。これまでは歴代でもっとも大きな人型でしたがオメガギアスDEはそれをも凌駕しています。
身長、横幅、あらゆる面で過去最大級の大きさを誇ります。
今作ダブルエッジの頭文字のDEを、ディヴァインエタニティという名で回収しているのも非常に熱いですね
《オメガクロスリンクの合体方法》
合体方法を記載した説明書を2枚ご用意しました。
公式サイトでご覧になりたい場合はこちらのリンクから飛べます(PDFファイル)。
画像をクリックまたはタップで大きく表示できますがそれでも見にくい場合は画像をいったん保存していただき、お使いのソフトでご覧いただければと思います。
以下は合体前の下準備の様子です、難しい場合は写真も参考にしてみてください
まずは上記の状態まで分解します。
写真右側にある3パーツは合体では使わない部品です
まずは上記の状態まで分解します。
写真右側にある頭部と上腕の2パーツは合体では使わない部品です。
また、写真に写っているパーツの他に「FA4」「FB4」「FC8」をそれぞれ1個使います。これらは元々余剰パーツとなっていたフレーム用ランナーに付属したジョイントパーツです(上記の説明書にも書いてます)
まずは上記の状態まで分解します。
写真右側にあるパーツは合体では使わない部品です。
また、写真に写っているパーツの他に「FC8」を2個使います。これは元々余剰パーツとなっていたフレーム用ランナーに付属したジョイントパーツです(上記の説明書にも書いてます)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
DE5弾のラインナップはラスボス枠であるアニマギアス以外はこれまでに登場していた機体のリメイクに位置づけられます。そういう意味でも最終弾は原点回帰にフィーチャーしていたように思います。
最終形態であるオメガギアスディヴァインエタニティでタイトルになっていたダブルエッジの頭文字を回収してくるあたりもエモさを感じますよね。
そして、開発スタッフからも語られていますが今回でこの食玩シリーズは完結を迎えます。
2019年8月から始まったシリーズですが幾度となく改良が続けられた結果、非常に質の良いブロック玩具となりました。3年以上にわたり打ち切ることなく完走していただいたことに感謝を申し上げます。
皆さまにおかれましても長い間、私のレビューにお付き合いいただきありがとうございました。
当サイトではアニマギア以外のプラモデルの他、サブカル全般に関するページをこれからも投稿してまいりますので良ければ今後ともよろしくお願いいたします。
追記:私のオレマギアをまとめたページを投稿しました(2022/12/22)
今回は以上になります、
現時点では新章の発表はありませんが、企画がまとまれば続編が始まる可能性がありますので何か判ればこのページに追記したいと考えております。
それではまたの機会にお会いしましょう
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はじめまして。ミニプラ版ジュラガオーンセットを購入してさっそく説明書の一つが見当たらなくなり、軽い気持ちで画像検索したらこちらのサイトを見つけ、今ではアニマギア関係のページを楽しく巡回しております。
もしやとは思いましたがシリーズ終了で残念…でも僅かながら望みはあるということで、それまでのカスタマイズに役立てたらと駄知識を少々(ご存知でしたら鼻で笑ってくださいまし)
無印第一弾が発売発表された(あるいは発売直後の)頃のPVか何かのサムネ画像で、過去のバンダイオリジナル食玩と並んで写されてる物がありまして、それを見てもしやと思ったら案の定、ボールジョイントのサイズが(若干緩い印象ではあるもののほぼ)一緒でした。
という訳で、もじバケるシリーズ&武神漢装ジーガインシリーズを運良く見かけたら、カスタマイズパーツ用に確保しておくのもアリかもしれません(応用が難しいかもしれないのでオススメとは書きませんが)……まー30MMシリーズ買って組み合わせたほうが早いかもしれませんが;(ちなみに3mm軸ならガシャポンオリジナルのロボットコンチェルトシリーズもオススメです)
では、アニマギア新章復活を願いつこれからもこちらの記事を楽しく拝見していこうと思います。駄文お付き合いありがとうございました壁]0M0〉/
AWARCCM様、コメントありがとうございます
ミニプラの件、そうだったのですね。私も軽い気持ちで投稿したページだったのですがお役に立てたのなら本望です
豆知識の件、ありがとうございます。あなたのコメントを読んだ誰かの役に立つと思います