今回は2020年1月にBANDAI様から再販されたプラモデル、『ダンボール戦機』よりNo.015「LBX ゼノン/XENON」をご紹介します。
再販シリーズはNo.016で終了しているので、最後から2つ目のナンバリングになります。
ちなみに再販シリーズ最後のLBXはNo.016 イフリートで終了しています(2021現在)
※ハイパーファンクションシリーズは除く
ダンボール戦機 LBX ゼノン/XENON(No.015)
製品情報
- 作品 ダンボール戦機
- 価格 1,320円(税10%込)
- 発売日 2020年1月18日
- 対象年齢 6才以上
■ナイトフレーム内蔵。
■ハンマー系の武器「ゼノンハルバード」付属
(C)L5/PDS・TX
Title:Little Battlers Experience
Name:LBX XENON
2020 BANDAI 1/1 scale construction kit,Unboxing and Review.
Little Battler eXperience(小さな戦士の体験)の略称。設定では2042年に登場したホビー用小型ロボット。媒体によっては「ダンボール戦機」とも訳される
LBX ゼノン/XENON 付属品
ランナーは上記のようになっており、主に×印のパーツが旧キットのパーツで今回リニューアル(改善)された部分になります。再販の全般に言えることですが色分けの向上と引き換えに旧キットに存在したダイスが撤廃されてます。
ちなみに旧キットから改善された部位は頭部と肩アーマー部分になります。
■ゼノン本体
■ゼノンハルバード×1
■ホイルシール×1
全体
シールは目のみ使用し、他はパーツの分割で色分けが表現されています。
マントも前述したように使用していない状態です。
この個体に限った話かもしれませんが、関節やジョイントにゆるい箇所はなく触っていてパーツがポロポロと落ちることはないです
尻尾はある程度は軟質ですが形状を変えられるほどではないため地面と干渉し、上体をそらすなどの動きは苦手です。
ただ、後ろに倒れることは防いでくれるので一長一短です。
後頭部についた飾りもロール機構が備わっていますが肩と背中のトゲに干渉するため、やはりこちらも動きは苦手です
ディスプレイ
専用武器であるゼノンハルバードに限っては色分けがかなり省略されています。
シールが付属していますが刃の銀色部分しか補てんされないため、気になる方は塗装するしかない仕様です
ダンボール戦機 LBX ゼノン/XENON まとめ
いかがでしたでしょうか?
本体の色分け、ジョイント保持力ともに優秀です。
ダンボール戦機(1期)の二人目の主人公ともいえる海道ジン専用機だけあり他の仲間たちとは一線を画すオーラを持っています。
二人目の主人公機はヒール感の強いダークヒーローという言葉が一番しっくりくるのではないでしょうか
旧キットとの違い
- 頭部、肩パーツの色分け向上
- ダイスの撤廃
主にこの2点が差異になります。確認はしていませんが関節保持力も向上しているかもしれません。
ちなみに旧キットと再販を見分ける方法ですが、
パッケージ右下にあるBANDAIのロゴが旧キットは赤、新キットは青という違いがあるので知っていれば簡単に見分けることが出来ます
欠点
素組みに限ってお話します。
古いナンバリングに見られるような関節やジョイントの弱さはまったくありませんが、専用武器である「ゼノンハルバード」の色分けについては難点です。
マントも説明書から切り抜く仕様なので耐久面や折り目がついてしまう問題は残ります。
また、ゼノンのハンドパーツは鋭い爪が特徴的ですがハンドパーツは「握り手」しか付属せず「開き手」が付属しないのは残念ですね。
それらを許容できるなら非常に愛せる機体となってます。
以上で2020年に再販された「LBX ゼノン/XENON」の素組みレビューを終えたいと思います、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
万が一関節がゆるい個体を引いた、あるいは遊んでいるうちに関節が弱くなった場合はこちらのページを参照してください
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