プラモデル

《レビュー》30MM ドッグメカ+組み立て説明書

本日は2021年9月にバンダイスピリッツ様より発売されたロボットプラモデル、『30MM エグザビークル』シリーズより「ドッグメカ」をご紹介します。説明書を載せておりますので、再びデフォルト状態に組み直したい場合などにご活用ください。

エグザビークルはサポートメカおよび拡張パーツという位置づけのシリーズです

30MM 1/144 エグザビークル(ドッグメカVer.)

パッケージイラスト

 製品情報 

  • シリーズ 30MMシリーズ
  • 価格   858円(税10%込)
  • 発売日  2021年09月18日
  • 対象年齢 8才以上

(C)BANDAI SPIRITS 2019

カスタマイズの幅を広げる30MM「エグザビークルシリーズ」にドッグメカVer.が登場!
尻尾部分には表情がつけやすいよう、30MMシリーズ初のリード線を採用。
カスタマイズに便利なバックパックパーツが付属。
分解すればカスタマイズパーツとしても使える。

公式サイトより引用

 

パーツリストおよび部品交換カード

 

組み立て方(拡大可)

説明書はタップまたはクリックで拡大表示することも可能です

 

セット内容

内容物一覧

  • ビークル本体×1
  • リード線×1
  • ホイルシール×1

上記の画像はドッグメカを構成しているパーツをすべて分割した状態です。

リード線は各末端パーツに差し込んでいますが、引っ張ると抜けるので完全に固定したい場合は接着剤が必要になります。また、リード線の末端パーツはそれぞれ3ミリ規格のピンと穴です。

 

ホイルシール(拡大可)

上記画像ではわかりにくいですが緑の部分はメタリックシール仕様になっています。

 

各部紹介

正面

頭部センサーはシールでの色分けとなっているため不使用の場合は黒一色です。首の付け根は一般的な人型に使われる頭部と同じジョイントが使用されています。

手足の付け根はポリキャップのボールジョイントで接続されており、ひじ、ひざ関節も可動しますが足首はポーズ固定です。また、前足は専用のロール軸で繋がっているためカスタマイズ性が低いですが後ろ足は互換性の高い関節軸なので幅広い流用が可能です。

犬型メカということで実在するアメリカ軍の四足歩行ロボット「Vision60」を彷彿とさせます。ただし30MMは1/144スケールなのでサイズ感は異なります

 

背面

エグザビークルの特徴は様々なオプションパーツを内包している点です。
このメカドッグも例外ではなく、背中には一般的な人型に流用可能なレッグパーツが折りたたまれるように収納されています。

尻尾に使われているワイヤーもカスタムの幅を広げます。
重火器にエネルギーを供給する送電線を演出したり、機械的な配管やコードとしても使ってみたくなります。

 

バックパック使用例

背中に収納されているバックパックを他の機体に移植することで容易に4本腕の機体を製作できます。

上記の状態を再現するには2021年5月に登場した「スピナティオ(忍者仕様)」(税込み1,408円)が2セット必要ですが、腕の規格は全種共通ですので他の人型機体を所持しているのであれば流用可能です

 

シール使用時

センサーに色がつくだけで見映えが大きく改善します

 

ポージング例

それなりの可動域を有しているため地面に伏せるようなポーズを取らせることが可能です

 

カスタマイズ例

頭部を別売りの「オプションパーツセット4(戦国アーマー)」(税込み660円)に付属するパーツに換装するだけで印象が大きく変わります。

余談ですが1993年にアメリカのケナー社から発売されたパンサーエイリアンを思い出すフォルムです。キッズ向けということもありチープな出来栄えでしたが、幼い頃は熱中していた記憶があります

 

組み替え例

この商品は他のキットと組み合わせる用途がメインだと思いますが、30MMシリーズは自由度が高いので単品だけでもそれなりに組み替えることが出来ます。上記は一例として二足歩行にしてみました。スターウォーズのドロイドのようです

 

まとめ

Extended Armament Vehicle[DOG MECHA Ver.]

いかがでしたでしょうか?

犬型ロボットとして綺麗にまとまっていました。他のエグザビークルと比較してもコンセプトに忠実な印象を受けます。もちろん、カスタムパーツとしてのアドバンテージも高くオリジナル改造の可能性を感じるアイテムでした。

実際に触ってみて商品自体に欠点は見当たりませんでした。

ただひとつ、

これはこのシリーズすべてに言えることですが、安定需給されない状態をしばしば見かけます。確かに再販は行われていますが、それでも定価で購入できないものは多い印象です。

もちろん企業様にとって難しい課題であることは存じておりますが、オリジナルカスタムを楽しむために複数買いしたいユーザーは少なくないと考えられますので改善が求められるでしょう。

いまだに転売品も存在しますので、皆様も購入する際には適正価格かどうかご注意ください。

 

レビューは以上になります、

発売当時に購入していたのですが時間が取れず紹介が遅れてしまいました。マイペースなサイトですがまたお立ち寄りくださると嬉しいです。

それではここまでお付き合いいただきありがとうございました

 

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