《レビュー》30MM 黒いシエルノヴァ[ブラック]+オプションアーマー改造例

本日は2021年5月にバンダイスピリッツ様より発売されたロボットプラモデル、『30MM』シリーズの「1/144 bEXM-14T シエルノヴァ[ブラック]」をご紹介します。

シエルノヴァ自体は2020年6月に初出としてグリーンVer.とダークグレーVer.が登場し、同年12月にはホワイトVer.が発売されました。
今回のブラックが登場したことによりカラーカスタマイズの幅がさらに広がりました。

後半には簡単な改造例と、「第３勢力・スピナティア」など今後30MMシリーズから発売される注目のアイテムをピックアップしてます

30MM 1/144 bEXM-14T シエルノヴァ[ブラック]

30MM 1/144 bEXM-14T シエルノヴァ[ブラック]

パッケージ正面

　製品情報　

シリーズ　30MMシリーズ
価格　　　1,518円（税10%込）
発売日　　2021年05月29日
対象年齢　8才以上

(C)BANDAI SPIRITS 2019

30MMとは、
30 MINUTES MISSIONS（サーティーミニッツミッションズ）の略。
2019年6月から始動したシンプルな構造に重点を置いたBANDAI SPIRITSオリジナルロボットプラモデルシリーズ。
余談ですが2021年夏には同シリーズから派生したガールズプラモデル「30MS（サーティーミニッツシスターズ）」が登場予定です

セット内容

白いランナー部は余剰パーツです

本体×1
ハンドガン×1
バックパック×1
マーキングシール×1

余剰パーツの一組はつま先にはめ込んでジョイントとして利用可能です

マーキングシール

スタンドは付属していないため大きなポージングを行いたい場合は別途で用意する必要があります。
説明書では「アクションベース5」（定価550円/税10%込）が紹介されてます。

パーツリスト及び部品注文カード（クリックで拡大可）

ランナーはウェポン部を含め主に３つです。ガンプラに慣れ親しんでいるとその少なさに驚くことでしょう。そのため、完成図から想像する以上に簡単に組みあがります。

ディスプレイ

正面

マッシヴな脚部と長い前腕が特徴的なフォルム。デザインはこれまでのシエルノヴァシリーズと変わりありません。
装甲で隠れていますが頭部メインカメラ部はクリアパープル色です。

つま先にはT字のジョイント穴が余っており、必要に応じて拡張可能です

背面

装甲は黒を基調とし、関節などに使用されている白とグレーがアクセントとなっています。

ポージングにおいては”かかと”付近にある装甲が地面に干渉しやすいため気になりますが、他の部位の可動域は広いです。
アクションベースなどスタンドを使用することでこの点は回避できると思います

別売りオプションパーツ使用例

『30MM 高機動型用オプションアーマー[シエルノヴァ用/ブラック]』

価格　　　440円（税10%込）
発売日　　2020年12月12日
対象年齢　8才以上

黒い機体に黒いオプションパーツを使用しました。シエルノヴァ用ということに加え、カラーリングも統一されているため親和性は申し分ないものとなってます。
※写真はシールを使用していない状態です

「ポルタノヴァ（宇宙仕様）[グレー]」に付属する黒いユニットを換装

さらに以前ご紹介した「ポルタノヴァ (宇宙仕様) [グレー]」（定価1,980円/税10%込）に付属するアームユニットライフル、大型クローを移植しました。

こちらも同色の黒いウェポンということもあり違和感なく溶け込んでいます。
特別な加工をせず、手軽にここまでカスタマイズが出来るのはやはり魅力かと思います

説明書では2021年4月に登場した「30MM 1/144 オプションパーツセット4(戦国アーマーセット)」を主軸にした”特殊竜装機イメージ”と名付けられた改造例がご紹介されています。
とてもかっこいいのですがこちらのオプションパーツは定価660円（税10%込）です。
コロナ渦により転売に拍車がかかっている印象があるので高騰している時はネットでの購入を控えることをオススメします

追記：7月に入荷され、現在は定価で購入可能となってます。ただ需要次第では再び定価で購入できなくなってしまう可能性もありますので心配な方はお早めにご検討ください。

まとめ～30MM シエルノヴァ[ブラック]～

30MM bEXM-14T CIELNOVA[BLACK]

いかがでしたでしょうか？

単純なリカラーアイテムとはいえ、カスタマイズが醍醐味である30MMシリーズにおいて色は重要なアドバンテージとなります。

ロボット系作品において黒い機体はアウトロー的な立ち位置に置かれやすいので、ヴィラン側がお好きなユーザーにとってはたまらないアイテムとなってます

欠点

カラーリング以外には真新しさはないので他に語ることはないですが、やはりジョイント箇所によってはゆるい場合は見られます。大手バンダイ様といえど低価格帯の限界なのかもしれません。
一応ジョイントの修繕方法を説明したページリンク（簡単にプラモのゆるい関節やジョイントを硬くする方法）を下部に載せておきますので必要に応じて参考にしてみてください。

レビューは以上になります、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
※もしも記述に誤りがありましたらご指摘いただけると助かります。

余談ですが、今後30MMシリーズから登場する商品で注目しているものを以下にリストアップしました。

「スピナティア (フェンサー仕様) 」