本日は2019年から2022年にかけて発売された食玩、『アニマギア』シリーズを使ったオリジナルカスタマイズ、通称オレマギアの過去作をご紹介します。
公式コンテストで入賞した作品もあるので最後までお付き合いいただければと思います。
以前より自身の作品をまとめて鑑賞できる場所があれば、と考えておりましたがアニマギアシリーズが完結したこのタイミングが適当ではないかと思った次第です。
過去の作品集を並べた個展のような場所として設置しましたのでお気軽にご覧ください。
コンテンツの終了と知って寂しい思いをしているユーザーも少なくないと思います。
そんな”アニマギアロス”に陥っている方々に向けている意図もありますので少しでも楽しんでいただければ幸いです
オレマギアとは?
まず始めに”オレマギア”という用語に関して簡単にご説明いたします。
オリジナルカスタムを指す言葉ではありますが元々は2020年5月に、アニマギア初代開発スタッフである担当S氏のツイートに記述されたハッシュタグ「#オレマギア」が初出だと思われます(出典:バンダイ キャンディ【公式】)。
そして2020年10月19日(月)から11月30日(月)にかけて行われた公式イベント『魅せろ俺のアニマギア!オレマギアカスタムコンテスト2020』にてその認知度が加速しました。
俺だけのアニマギア、それがオレマギアということですね。
企業的には男の子を対象にしたブロック玩具ということで”オレ”となっておりますが世の中にはガンプラ女子という言葉もありますので女性が遊んでもまったく問題ないと思います。
私のフォロワー様の中にもご夫婦やご家族で楽しんでいるという方々を目にします。
さて、
前置きが長くなりましたが私のオレマギアをお見せしていきたいと思います。
紹介は順不同で制作順というわけではありませんのでご了承ください
JELLYGEAR
こちらは2022年03月28日(月)から04月04日(月)の間で行われた公式イベント『#オレマギア研究者の会』で入選した一体です。
大きなクラゲをモチーフにしたアニマギアです。
制作に使ったパーツはクレイオード4箱分です。クリアパーツを活かしつつ、なるべく原型を無くそうと意識しながら組み上げました。
こちらは企業案件を受けたレオトイ氏のチャンネルで取り上げていただきましたので動画をご用意しました(※再生シークバーは調整してあります)
コンテスト応募時のTweetはこちら
素材に使用したアニマギアについては下記リンク先をご参照ください
Sea monster
クラーケン型のエンペラーギアとして登場したギガギアスを自己解釈した作品です。
クラーケンとは北欧に伝わる海の怪物です。
その正体はイカかタコかがしばしば議題に挙がりますが厳密には定まっておらず、一貫しているのは巨大な生物という点です。
本家ギガギアスはイカをモチーフにしておりますが、私のイメージでタコとして再構築しました。
ちなみに多くの方に馴染みのあるタコですが、頭のように見える部分は頭部ではなく胴体です。つまり上から、胴体→頭部→手足という順になります。不思議な生物ですよね。
そしてタコの足の本数は実は2本です。
「え?」と思われる方もいるかもしれませんね。タコの触腕は全部で8本ありますが、実はそのうち6本は腕とされており残りの2本が足の役割を果たしていると言われてます。
少し脱線してしまいましたが話しを戻します。
制作に至った裏話ですが、構想自体は発売前からありました。
ギガギアスはDE第4弾に収録されましたが、事前情報でクラーケン型のアニマギアが発売されると知った時からタコ型のクラーケンを作りたいと考えていました。それは公式が開催するかもしれないコンテストを見据えたものでした。
残念ながらシリーズ終盤となりコンテストは行われることはありませんでしたが、もしも開催された場合はこちらの『Sea monster』を参加させるつもりでした。そういう意味では幻の作品と言えるかもしれませんね。
使用したギガギアスは5体です
顔のアップです。
瞳はギガギアスの塗装済みパーツを使用し表現しています
後方から撮影した様子です
胴体を裏側から撮影しました。
写真左が通常は見えない内部構造を写したものです。ここに別ブロックを差し込んだのが写真右になります。だれかの参考になればと思い撮影しましたが情報量の多さを考慮すると動画の方が良かったかもしれません。このオレマギアは現在も現状のまま保管されていますのでもしかすると動画を用意する可能性があります。
素材に使用した商品については下記リンク先をご参照ください
Cerberus –La Porte de l’enfer-
こちらは2021年11月15日(月)から12月31日(金)にかけて行われた公式イベント『アニマギアDEフォトコンテスト』に参加し落選した作品です。
素材にしたガルギアスは元々がケルベロスモチーフのエンペラーギアです。そちらを3体使用することで大型化したのが本作になります。
比較的コンパクトに仕上がり気に入っている一体です
上部の造形です。
下部から覗いた様子です。
ディスプレイするとほとんど見えない部分ではあるのですが胴体は骨格を意識し肋骨形状にした点がこだわりです
こちらがフォトコン用に投稿した写真です。
モチーフはオーギュスト・ロダンによる未完の大作「地獄の門」です。
ケルベロスには門の前に立っていて欲しいと考え制作したジオラマになります。
実際に完成させた際には「もっとこうしたら良かった」と思える点がいくつか見つかり、そういう意味でも良い経験になった作品です。
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
フォビドゥンガンダム
機動戦士ガンダムSEEDに登場する機体を再現しました。
発端は無印3弾に登場した「アーモリーフォータス」の甲羅がフォビトゥンの色とシルエットに似ていた為という漠然としたものです。あまりゴテゴテせずにシンプルにまとまりましたので個人的には気に入っております。
カラーリングを意識した関係で複数のキットを使っており、
手足は主にDE1弾に収録された「アーミーダッシュ」を、
手首、足首には無印7弾の「フォールン」のものを、
大鎌『ニーズヘグ』の再現には「シュバルツフォース」と「ショコラーテ」のパーツを流用しています
元ネタを知らない方の為にHGガンプラと並べた様子です。
似ているでしょうか? 黄色いアンテナは再現しきれていませんので改善の余地がありそうです。
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
手
こちらは2020年12月に発売された『月刊コロコロイチバン!2月号』の付録、「シュバルツフォース クリアグリーンVer.」のクリアパーツ活用例として制作したものになります。
そのような背景から特にタイトルは無くここでは『手』と呼称します
モチーフはガンダム作品に登場する「ディキトゥス」ですが、モデルではなく再現度は考慮していません。先述したようにクリアパーツの使用例として時間をかけずに組み上げたものになりますのでいずれリクリエイトしたいと考えています。
参考までにこちらを組み立てるのに使用したキットは「シュバルツフォース クリアグリーンVer.(×2個)」「サクラギア絶」「シュバルツフォース(通常カラー)」「バイスフォース(通常カラー)」です。
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
ツヴァイナーガス
こちらは無印4弾に登場した「デミナーガス」のカスタマイズ例として制作したものになります。
当時のページでは同じモノをふたつ使ったカスタム(いわゆるニコイチ)の容易さについて語りました。必然的に同じ色のパーツになりますので親和性が高くオススメです
別アングルです。
意識はしましたがこうしてみるとやはり機甲界ガリアンの邪神兵に見えますね
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
サソリ
DE1弾に登場したザリガニ型の機体「ギロエグゾ」のカスタマイズ例として制作したものになります。
特にタイトルはなくここではモデルにした『サソリ』と呼称します。
パーツは追加せず1箱のみの縛りで製作しました。
数分で組み替えたカンタン改造でしたがツイートは意外にも好評でした。
実際の投稿をご覧になりたい場合はこちら
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
Leviathan -King of the Undersea-
第一回フォトコンテストに入選した作品になります。
『アニマギアフォトコンテスト2021』は2021年03月29日(月)から04月30日(金)にかけて行われました。
元となったのは無印7弾に登場したリヴァイアサン型のエンペラーギア、カイギアスです。
そんなモチーフを最大限かっこよく見せたいと思い製作したジオラマです。
この作品で一時期は「カイギアスの人」と呼ばれるほど反響が大きかったのを覚えております
こちらがコンテスト用に使用したカイギアスの全貌です。
カスタムコンテストではなかった為、同じ商品を二つ使ったシンプルなものです。
以下は私が自作したPVです
コンテスト応募時のTweetはこちら
使用した商品については下記リンク先をご参照ください
Θάνατος { το τέλος της ζωής }
『Θάνατος { το τέλος της ζωής }』
テーマおよびタイトルは死を具現化したタナトスです。
使用している主なパーツは無印7弾に登場した「フォールン」ですがシュバルツフォースなども取り込んでます。
作成するコンセプトは人型、尻尾のある機体、肋骨とその内部にコアがある形状でした。堕落などの要素も含める為に片翼にし、手足などの末端は鋭くすることで威圧感のある印象を強くしています。
死を象徴する機体ということで武装は大鎌形状です。
鎌は武器というよりは儀式的な意味合いが強く、古来より生命を刈り取るものとされ死神のシンボルとしても有名です
使用したアニマギアについては下記リンク先をご参照ください
アスラギアス / ASRAGEAS(2023/02/06追記)
◆作品名
アスラギアス / ASRAGEAS
◆作品説明
鬼神型エンペラーギア。
自身が展開する領域型結界”修羅道”では互いに如何なる傷を負っても死ぬことは許されず無限に続く争いを強いる。
一見すると決定打に欠ける設定ですが精神攻撃系です。
無機物のアニマギアに置き換えますと相手に演算負荷をかけてCPUを焼き切る戦闘スタイルを想定しました
自身10体目のオレマギアとなりました。
公式オリジナルであるデスギアスは二体がひとつになるというロマンあふれるギミックを実現しました。そこでオレマギアではあえて二体が分離した状態のまま一体にすることにしました。モチーフはオリジナルに沿い阿修羅です。
使用したパーツは各4箱×2の縛りで製作。
6本の腕、光背、エル・アルの二頭を念頭に置いて組み上げました。
イメージはそれなりに形になりましたが、パーツ不足で武器は小型の独鈷タイプになりました
使用したアニマギアについては下記リンク先をご参照ください
おわりに
いかがでしたでしょうか?
改めて振り返ることで私も初めて知りましたがカンタンな作例を含めても過去作は9体だったんですね。(10体に更新されました)
アニマギアシリーズが終了(完結)と知って寂しい思いをしているユーザーは少なくないと思い今回のページを作成しました。
ご存じの通りアニマギアはブロック玩具です。
販売が終了してもまだまだ組み替え遊びを楽しめます。
Twitter上ではハッシュタグ「#アニマギア」「#アニマギアDE」「#オレマギア」で他のユーザーたちの作品が見られますので、良ければ参加してみてはいかがでしょう。
私も時間があれば今後もオレマギア製作に着手したいと考えています。その際はこのページにラインナップを追記していきますのでたまにでも覗きに来ていただけたらと思います。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました
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